失敗しない買い物は
たかが3パーセント。されど3パーセント。
あとおよそ一ヶ月で消費税率が上がります。
まだ先だとのんびり構えていたら意外に早くその時が迫ってきました。
現行の5パーセントから8パーセントへの変更。
その差3パーセント。
これを高いとみるか低いとみるかは人によって異なるでしょう。
ただし、4月から消費税が3パーセント上がるのは紛れもない事実。
端的にいえばいままで105円で購入できたものが108円に変わってしまうのです。
とどのつまりがほぼすべてのものが値上がりするということになります。
その対策としての
駆け込み買い
納得できる心理です。
とはいっても何でもかんでも増税前に買ってしまうというのも芸がありません。
どうせ買うなら得をした方がいいわけです。
注目すべきは新製品への切り替え時期
専門家によれば家電に関しては、新商品への切り替え時期に注目したほうが賢い買い物ができるそうです。
いわゆる型落ちを狙うわけです。
新商品が出た、あるいは出る予定が決まると現行商品は旧モデルとなり、値下げの対象となります。
増税前に買物をするならば、型落ちをねらってより安い値段で手に入れようというわけです。
エアコン、デジカメは買い時
まずエアコンは2~3月が新商品への切り替え時期。
増税前の今の時期とピッタリ一致するわけです。
つまりは駆け込み買いにうってつけの時期といえるのです。
同じ理由からデジカメも買いどきです。
冷蔵庫、洗濯機は急いで購入する必要なし
対して冷蔵庫や洗濯機といった俗にいう白物家電は新商品の発売時期が9月~11月だといわれています。
つい数カ月前に新商品が出揃った状態なので、あまり値下げ率が良くないことが予想されます。
これらは急いで購入する必要はなさそうです。
スーツ、ブランド品、宝飾品
家電以外では値崩れしないものを狙いましょう。
値崩れしないとは値段の変動があまりない商品のことです。
代表的なものが
- ブランド品
- スーツ
- 宝飾品
などです。
これらは値段が大きく上下しない商品ですから、増税前に購入しておけば3パーセント分得するという計算になります。
買わなくていいものは?
消費税と関係ないもの
急いで買う必要のないものとはどのような商品でしょうか。
いうまでもなく消費税の影響を受けないものです。
図書券に代表されるような商品券、プリペイドカードは購入時に税金がかかりません。
従って増税前も後も変化はないため駆け込み買いはする必要がありません。
また家に関しても中古物件であればほぼ個人間の売買になるので消費税はほとんど関係がありません。
そもそも、住宅に関しては200万~300万程度の変動が当たり前の現象だといわれています。
そのため3パーセント程度の増税にはおおむね影響は受けないと考える専門家もいます。
日用品の買いだめは必要か?
賛否両論分かれるのが日用品。
増税前の買いだめ派と買いだめしない派にわかれます。
ここでは買いだめしない派の意見を取り上げてみましょう。
増税後は3パーセント値上がりするわけですから、このことだけで考えると買いだめは有効に思えます。
しかし、トイレットペーパーや洗剤などの日用品は、定期的に特売品として値段を下げて売られる機会が非情に多い商品です。
こういった特売日などを狙えば増税分も元がとれてしまうだろうというのが買いだめしない派の考えです。
増税まで約一ヶ月
まだ駆け込み買いは間に合います。
よく考えて得する商品を購入していきたいものです。
増税する前に、買いだめするかしないか考えるのは難しいなぁ~
まさケロンは、買いだめというよりか、大きな買い物を増税する前に済ませるのをおすすめするで!