5月はイベントの多い月です。
子供の日が終わると次は
「母の日」
が待っています。
母の日とは、日頃の母の苦労を労り母への感謝を表す日。
起源や日にちは違いますが、世界中の多くの国々で「母の日」は存在します。
日本は5月の第2日曜日が「母の日」。
この日を母の日としている国は
- アメリカ
- カナダ
- 香港
- ドイツ
- イタリア
- 台湾
- オーストラリア
- シンガポール
- ベルギー
- チリ
- キューバ
- デンマーク
- フィリピン
などなど数多くあります。
もちろん、5月の第2日曜日ではなくほかの日を「母の日」としている国もたくさんありますよ。
でも、どこの国でも母親に対する感謝の気持ちは変わらないんですね。
なぜ、母の日にはカーネーション?!
みなさん、子供の頃から母の日にはカーネーションというイメージがあると思いますが、「なんでカーネーションなのか」ご存知ですか?
もちろんこれにも由来があります。
それは母の日の由来とつながっているんですね。
ですのでその母の日の由来といわれている話の中でもっとも有力な話のひとつご紹介します。
定説となっている「母の日」のはじまり
アメリカで、亡くなった母を追悼しようとアンナ・ジャービスという娘は、母が日曜学校をしていた協会で偲ぶ会を開きました。
その時に母の好きだった白いカーネションを贈ったことが始まりだといわれています。
娘の母を思う気持ちに感動した人々は、翌年、協会に集い「母の日」を一緒に祝いました。
アンナは、その時にも白いカーネーションを参加者に配ったそうです。
その後もアンナは、母に感謝する日を祝日にしようとさまざまな運動に取り組みました。
赤いカーネーションと白いカーネーション
アンナの提唱で母が健在な人は赤いカーネーション、母が亡くなっている人は白いカーネーションを自分の胸につけたり、母親に贈るという時代があったようです。
日本では、昔はなんと「造花」が一般的だったそう。
しかし、赤と白の区別をつけると様々な問題が発生してしまうことから、今は「赤色のカーネーション」に統一されています。
もちろん、現在は「生花」が中心です。
カーネーションという花
ちなみに、カーネーションは
- 母と子
- 母性愛
を象徴する花といわれています。
花言葉は
「無垢で深い愛」
赤のカーネーションに限ると
「母への愛」
です。
カーネーションを母の日に贈るのにもきちんとした由来があったんです。
アメリカのたった一人の女性の母を想う気持ちが世界中に広がり、カーネーションを贈るというものまで海をこえて受け継がれているんですね。
今まで、あまり考えずにカーネーションを贈っていましたが、今回の母の日にはこの由来の話も教えてあげようと思いました。
どんなものにも歴史があって面白いですね。
母の日にカーネーションを贈る由来に、こんな理由があったなんて知らんかった・・・
今度、オカンに話してみよ!