6月4日から6月10日までの一週間は
歯と口の健康週間
になっていることをご存知でしょうか?
2012年までは歯の衛生週間となっていましたが、歯だけではなく口腔やその周囲の健康を増進することを目的とするために2013年に名称が変更されました。
実はこの週間は、1958年(昭和33年)から
- 厚生労働省
- 文部科学省
- 日本歯科医師会
が実施しています。
古い歴史があるんですね。
歯の大切さは昔も今も変わらないですものね。
私たちにとっての歯の役割
自分の歯があるときにはあって当たり前の歯。
しかし、その歯の大切さは失ってから気づくことが多いといわれます。
歯は私たちの健康の源といってもいいくらい重要な役割を果たしています。
まずは、なんといっても
咀嚼(そしゃく)
食べ物を噛み砕き、だ液と混ぜ合わせ飲み込んでいきます。
この噛むという行為がとても重要です。
脳に刺激を与えますし、消化吸収が非常に楽になります。
すると、全身に栄養が行き渡りやすくなります。
もしも、歯がなかったら柔らかいものしか食べれなくなり栄養状態が悪くなります。
筋力の低下や運動機能の低下を招く恐れもあります。
また、言葉をはっきりと発音するためには前歯は欠かせません。
その他にも
- 歯ざわりや歯ごたえをよくする
- 美しい顔の表情をつくる
- 消化器官の負担を少なくする
などの役割があります。
虫歯や歯周病は2次的に
- 目
- 心臓
- 腎臓
- 皮膚
- 関節
などの病気を招くこともあります。
「歯と口の健康週間」の内容は?
6月4日からの
歯と口の健康週間
にむけてポスターやイラストでアピールしたり、各地で歯と口の健康にちなんだイベントが開催されます。
咀嚼力判定は口臭測定などができたり、歯科医によるはみがき教室などが開催されます。
また
- 無料歯科検診
- 歯科相談
などが行われる地域も。
イベント内容は各地域で異なりますので、チェックして興味のあるイベントに参加してみるのもいいかもしれませんね。
子供に歯の大切さを教える機会に
歯を守るためには子供の頃からの歯磨きの習慣が必須となります。
歯の丈夫さは遺伝もありますがやはり毎日の歯磨きが基本。
この歯と口の健康週間は、お子さんと共に歯の大切さ、重要性を考えてみるとてもいい機会です。
歯と口の中の役割、働き、歯がなくなるとどうなるか….
ということについて話す機会は日常の中では、あまりありません。
この「歯と口の健康週間」にちなんでしっかりと考え、いつまでも自分の歯でいられるような習慣がつくれるといいですよね。
実は、蛙にも歯はあるんやで!
知らんかったやろぉ~
まさケロンは、基本1日2回は磨いてるでぇ~
家にいるときは、ご飯食べ終わったら絶対に磨いてるで!