朝食抜きで授業
生活リズム改善
食生活が乱れがちな大学生に、きちんとした朝食を食べてもらおうと学食で100円の朝食を提供する動きが広がっているとのこと。
期間限定や数量限定など提供方法は様々ですが、おおむね学生たちには好評のようです。
ツイッターなどには写真入りで感想が投稿されています。
写真をみた限りでは100円とは思えないほどのボリューム。
ご飯、味噌汁に春巻きやシュウマイなどの複数のおかずがついていて、ふつうなら500円ぐらいはすると思われるしっかりとした定食です。
外食チェーンでも安価な朝食メニューを提供している店がありますが、写真を見た限りでは学食の100円メニューの方が優っています。
コンビニのパンより安価
消費税増税後はコンビニでも100円で総菜パンが1個買えるか、買えないかといったところでしょう。
その金額で定食を食べることができてしまうんですから、うらやましい限りです。
この100円朝食、ほとんどの大学で学生限定のメニューとなっているらしく、部外者は食べることができないようですね。
将来は日本の未来を担う学生さんたちにぜひ元気になってもらうための特権だと思って、部外者は見守ることにしましょう。
1、2時限目の授業に遅刻しないため、朝食を抜いてしまう学生が多い現状から安価な朝食を提供し、食生活を整えてもらおうという意図からスタートした100円朝食の効果は大きいようです。
早い時間の授業にも遅刻する学生の数が減ったとか。
予算上の負担は大きい
差額は大学などが負担
この100円朝食ですが採算度外視のようです。
100円という金額にあわせてメニューを決めているのではなく、通常300~500円の定食を100円で提供しており、差額分は学生健康互助会、父母会または大学側が負担しているとのこと。
そのため各大学とも予算上の負担が大きいのが現実のようです。
期間限定や数量限定にしているのはそのためであり、なかには不定期なイベントとして行っている学食もあるそうです。
と保護者にも好評です。
学生確保の手段としても
大学側としては学生の健康管理はもちろんですが、少子化による学生減少の打開策というメリットも含まれているようです。
100円で朝食が食べられるという特色を打ち出すことで学生確保を行おうとしていると分析する専門家もいます。
どんなにお金が無くても腹は減ります。
食べなくては活動できません。
学生さんたちにはしっかり食べて、しっかり勉強して、充分なパワーを蓄えたうえで貴重なキャンパスライフを楽しんでもらいたいと思います。
朝ごはんを食べるのはホンマに大事なことなんやで!
1日活動するパワーの源やねん。
それに、朝ごはんを食べずに夜ご飯をぎょうさん食べると、太る原因にもなるでぇ~