台風
が接近していることが分かっていても私たちはそれを阻止することはできません。
ただただ、接近に備えて対策を練ることくらい。
被害を最小に抑えるための努力をすることしかできません。
やはり自然の力は脅威です。
逆に信じられないくらいの幸せをもたらしてくれるのもまた自然ではあるのですが….。
そんな自然の恐ろしさを心底実感するもののひとつが
台風
です。
家までも吹っ飛ぶんじゃないかと怯えた経験がある筆者はどんなに小さな台風でも絶対に対策は怠りません。
と思っていた台風で震える思いをしました。
風向きによっては、自分宅の周りだけひどい被害になることがありますので、ニュースでみる台風の大きさでカンタンに判断してしまうのも危険です。
「もしも」のときを想定しておく
どうするつもりかすぐに答えられるでしょうか?
自分の中でこういう場合はこうするという考えがきちんとまとまっているでしょうか?
なんて油断していませんか?!
起こらなければそれでよし、災害は起こったときの行動で生死をわけてしまうこともありますのでどこにお住まいの方でも、可能性は低くても一度は
もしもの緊急事態
について検討しておくことはとても大事です。
重要な「もしも」のときのマニュアル
もしも屋根が吹き上がってしまったら
台風で瓦やトタンがめくれ上がってしまった場合、いてもたってもいられなくなります。
もちろん、そのままにしておくと被害は広がります。
が、なんといっても
自分の命が第一
です。
めくれあがったところにシートをひいてブロックなどのおもしをのせて、めくれが広がるのを防ぐのが一番ですが台風が弱まる、もしくは過ぎ去ったあとで、対応するようにして下さい。
この屋根がめくれ上がり、それを補強しようとして亡くなるかたは多くいらっしゃいます。
屋根に不安がある方は
もしも窓ガラスが吹き飛んだら
この場合は風の通り道をつくってあげる方が被害が少なくてすみますので、反対側の窓も開けるようにしましょう。
もしも窓ガラスが割れてしまったら
飛来物でガラスが割れてしまったら、ベニア板などを窓枠にネジなどでか仮止めするか棒で支えをします。
畳を上げて窓を塞いだり、テーブルをたてて覆う方法もあります。
パニックになりそうなことが起こっても、慌てずに対処できるように普段からさまざまなことを想定して考えておくことが大切ですね。
日頃からの台風対策の準備も必要やけど、心の準備も必要やで!
被害を想定して予め準備しておくことが大切や。