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Time Ticketがサービス開始。時間を売るという新感覚のサービス

Written by 言祝(kotoho)

時間をシェアする

誰かのために30分

時給

という言葉があります。

たとえば時給900円なら

1時間働いたら900円が受け取れる

という意味です。

これってよく考えてみると自分の持っている1日24時間という時間を900円で売っているということにはならないでしょうか?

雇う側は相手の時間を買って、その時間に仕事をしてもらって利益につなげているというシステムだと言えると思うのです。

作家や音楽家などは自分の作品を売って、利益を得ています。

そのようにしてお金を得るには程度の差はありますが、なにがしかの才能が必要と考えられます。

ちょっと乱暴な言い方になりますが、才能に恵まれていない人は時間を売ってお金を得ていると言えなくはないです。

株式会社レレレが運営している

Time Ticket

というサイトがあります。


これが画期的なサービスを提供しているのです。

それは自分の時間を売るということ。

自分の時間を30分でいくらと設定して相手に使ってもらおうというサービス

なのです。

空き時間を売るというビジネスモデル

このユニークなサービスはゲストホストの2つの関係で成立する仕組みになっています。

まず「ホスト」はサイト上で登録をした後、提供できる自分の時間を30分単位で設定します。

時間は「ホスト」が自由に設定できるようになっていて、30分の人もいれば5時間提供できる人もいるなど様々です。

「ホスト」はその時間をどのように「ゲスト」に使ってもらえるかをタグ付けします。

「ゲスト」がウエブを見て、会いたいと思った人のチケットを購入し

「ホスト」がリクエストに承諾すれば商談成立となります。



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出会い系ではありません

相手と会う、会わないは自分次第

ここで問題となってくるのが、俗にいう出会い系サイトのように悪用されたり事件に発展する可能性があるということですが、サイトの運営は安全面に十分配慮されています。

まず、金銭の受け渡しですがTime ticket仲介にはいるため安全です。

またリクエストのあった「ゲスト」と会うかどうかは「ホスト」の意志が尊重されます。

「ホスト」が会いたくない考えれば、リクエストを承認しなければいいのです。

実際にウエブを見てみると分かりますが

「出会い系」のような交際目的のものではありません。

「ホスト」は自分の提供する時間をどのような使い方が出来るかをはっきりと明記しています。

たとえば、

  • 悩みの相談に応じます
  • 韓国語を教えます
  • プログラミングを教えます
  • ITマーケティングについて教えます

などです。

提供する時間に「ゲスト」にしてあげられることが明確なので、「ホスト」も「ゲスト」も安心して利用することが出来るシステムになっているのです。

寄付もできます

また筆者が感心したのは「ホスト」が希望すれば、チケット代金の一部を寄付することも出来るという点です。

チケット代金の何パーセントを寄付するかも「ホスト」が自由に設定できます。

寄付する先は複数あり、そのなかから選択できるようになっています。

社会貢献はこれからの世の中でとても重要な位置を占めてくると筆者は思いますが、そういった面にも配慮されており感心しました。

働くというのは時間を売ること、そんな基本的すぎてみんなが忘れていたシステムを表面化し、ビジネスとして成立させた「Time Ticket」は着眼点が優れているビジネスモデルであると筆者は思います。

まさケロンのひとこと

バイトをしていて、自分の時間を時給で買ってもらっているって考える人はめったにおらんやろうなぁ~。こういう考え方をすると、自分が持っている時間がいかに大切なものかを理解することが出来るな!

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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」