本格的な冬到来
寒がり、暑がり、あなたはどっち?
寒さが厳しくなってきました。夏の太陽が恋しくなるぐらいです、などと言っていますが、それではいざ夏になったら、厳しく照り付ける太陽が恨めしかったりするのですが…。
もし、
寒さか暑さ、どちらかを選べ
と言われたら、あなたはどっちを選択しますか?
人は大きく2つのタイプに分かれます。「暑がり」と「寒がり」です。暑さには強いけれど、寒さには耐えられない、逆に、寒さには耐性があるが、暑さには弱い。
筆者は暑いのも、寒いのも嫌いです。春ぐらいの陽気がちょうどいいと感じます。ちょっと都合が良すぎるかもしれません。どうしてもどちらかを選べと言われたら、渋々ながら、寒さに耐えるほうを選びます。
理由は、寒さなら重ね着すれば耐えられるからです。暑さの場合、裸になってしまえばそれまでです。それ以上脱ぎようがありませんから、全裸になってもまだ暑いと感じても、どうすることもできませんよね。
寒さのほうが人間にとってはより脅威になる?
とはいえ、この季節、目の前に立ちはだかるのは寒さです。これを乗り越えなければ、春はやってきません。コートにマフラー、手袋など完全装備で、出勤あるいは通学するわけですが、それでも寒さは襲ってきます。
寒さのたちの悪いところはじわじわと冷えてくるところです。夏の暑さは、問答無用で直撃してくるようなイメージがあり、おかしな表現ですが正々堂々としていて好感がもてます。
対して冬の寒さは少しづつ、ゆっくりと体を蝕む、ちょっと陰険な感じ。そんなイメージがあるためか、
「人間にとって最大の脅威は暑さではなく、寒さなのではないか」
と感じたりはしないでしょうか?
寒いとき、人間の身体はどうなっているのか?
冷えの影響
気になるのは、「寒さが人間の体に与える影響」です。寒さを感じた時に、身体はいったいどのような状態になっているのか気になりませんか?
寒いと身体が冷えます。冷えるとどのようなことが起こるのか? ざっくりと説明すれば、
血行が悪くなります。
本来なら身体の隅々までいきわたらなければならない血液の流れが滞ってしまうのです。
血行不良が起こると肩こりや手足のむくみ、倦怠感などを引き起こすそうです。また、体力が低下して風邪などをひきやすいコンディションに陥ります。
ほかに、寒さがストレスとなり、主に胃などの内臓の調子が悪くなることもあるそうです。さらには乾燥することで肌荒れを引き起こすこともあります。
冷えの影響ざっくりまとめ
- 肩こり
- 手足のむくみ
- 倦怠感
- 風邪などひきやすくなる
- 内臓の調子が悪くなる
- 乾燥による肌荒れ
こうしてみると寒さは身体にとって大きな負担となっているんですね。
対策の基本は体を温めること
考えていたよりも寒さが与える影響は深刻です。ではその対策について考えてみましょう。冷えが悪影響を与えるのであれば、冷えないように気を付ける、これが基本です。
まず外出時のマフラーは忘れないようにしましょう。「首元を温めることはとても重要」です。できればニット帽や耳あてなども取り入れたいところですね。
また「足元も冷えやすい」ので、タイツなどのインナーも用意したほうがより効果的な対策となります。
筆者は防寒対策として「腹巻」を愛用しています。お腹の冷えをカバーしてくれるので、とても重宝しています。特に就寝時に着用すると、寝ている間にお腹を温めてくれます。個人的にはもう手放せません。興味のある方はぜひ試してみてください。
お風呂に入って体を温めることもお勧めです。このときシャワーだけで済ませるようなことはしないで、「湯船にゆっくりと」つかりましょう。お湯の温度は若干低めの38〜40度ぐらいが望ましいとのこと。
軽い運動も身体を温める効果大です。外は寒いので「室内でできるようなストレッチ」などが向いています。
足元は寒さが厳しくなると対策が難しくなるかもしれないよね。5本指靴下にしたり、足の指を動かしたり、足首をあたためたりするのが効果的だよ!冬もあたたかく過ごそう~。