ほとんどの人が適正なサイズの靴を履いていない?
大きめを選ぶメリットとデメリット
最近、通販で靴を買いました。仕事用の革靴です。通販なので、当然のことながら試履きはできません。サイズが合わなかったらどうしよう、という不安はあったのですが、実際に届いたものを履いてみると、若干大きめではあるものの、問題はなさそうでした。
ところが履き続けて一週間ぐらい経つと、やっぱり余裕がありすぎたのか、靴の中で足が動くのがちょっと気になり始めたのです。
ぴったりのサイズであれば、靴の中で足がしっかりとホールドされるわけですから、問題はないのですが、今回新調した筆者の靴は少し大きめだったため、歩くたびに靴の中で足が前後に動いてしまうのです。
それが原因なのかはわかりませんが、最近妙に足が疲れるようになったことは事実。やっぱり、試履きをするべきだったのではと反省しています。
多くの人が、
「実際よりも大き目の靴を選ぶ傾向が強い」
という調査結果があるそうです。
確かに筆者は、実店舗で試履きをした場合でも大きめのサイズを選びます。あまり大きすぎるのは困りますが、若干余裕があるほうが窮屈に感じないし、動きやすいからです。
大きめサイズのデメリットは、靴の中で足が安定しないため、靴擦れが起きやすいことでしょうか?
適正サイズと出会うのは至難の業
皆さんは自分の靴のサイズをしっかりと把握していると思います。自分の足の大きさを知らない人は、おそらくいないでしょう。
でも、いつも同じサイズを選んでいるのに、靴によって若干履き心地が異なったりしますよね。例えば筆者のサイズは25.5cmですが、同じ25.5でも極端な場合少しきつく感じるときもあるのです。
「メーカーやデザインによっても多少の誤差がある」
という話を聞いたことがありますが、もしそうなら、靴に関して適正なサイズのものを選ぶことは、とても難しいということになってしまいますよね。
ジャストサイズのための2つのキーワード
捨寸
靴には必ず
「捨寸」
というものが設けてあります。
25.5の靴は全長が25.5cmジャストなのかというと実は違います。1~1.5cm程度の「余裕」が設けてあります。それが捨寸です。
なぜ捨寸が必要なのか?
実は快適な歩行のためには「靴の中で足が適度に動く」必要があります。
捨寸は適度に足を動かすための工夫です。基本的に捨寸は「捨て寸法」であって、この中に足が入ってしまってはまったく意味がないばかりか、かえって逆効果になってしまいます。
捨寸の長さはメーカーや靴のデザインによって変動します。なかには捨寸が2~3cmのものもあるそうですよ。
その靴の捨寸が適切かどうかは試履きをした際に、指が靴にあたっていないかどうかで確認できます。
足囲
「捨寸」が適切ではなかった場合、原因として考えられるのが
「足囲」
です。
よくメンズの靴の表記にみられる「3E」というものがありますが、これが足囲を表しています。
足囲のサイズとしては、
- 「D」
- 「E」
- 「2E」
- 「3E」
- 「4E」
などがあり、日本人は「2E」が多いといわれています。自分に合った「足囲」の靴を選択すれば、靴の中で足が適度にホールドされ、「捨寸」の中に指が入ってしまうのを防ぐことができます。
足囲に関しては大体のメーカーが靴底などに表記していますので、確認しやすいでしょう。
最も基本的で、かつ重要なのは…。
適正サイズの靴を手に入れる最良の方法は、必ず
「試履き」
をするということです。左右両方とも履いて、歩いてみるのがベスト。靴購入の際に参考にしてください。
メーカーとかデザインで1cmどころか2cmくらい変わってくるのもあるからね〜試履きは絶対したほうがいいと思う!素材にもよるけど、ちょっときついかな〜くらいがあとあとちょうどよくなってくるみたいだね。