ギフト・贈り物

誕生日にはおしゃれなロウソクを飾ったバースデーケーキをどうぞ

Written by すずき大和

誕生日のお祝いといえば、ホールのデコレーションケーキにロウソクを立てて、

「ハッピーバースデー トゥーユー・・・♪」

のお馴染みの歌をみんなで合唱した後、主役が一気にロウソクの灯を吹き消す・・・

というのが定番です。

あれ、戦後、進駐軍経由でアメリカから伝わった習慣の一つだそうです。



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ケーキとろうそくの起源

始まりは、ドイツ?ギリシャ?

いろいろな文献を見ていくと、バースデーケーキの起源というのは、

「古代ギリシャで、女神アルテミスの誕生日を祝うために祭壇に備えた円形のケーキ」

というのが定説のようです。

アルテミスは月の神様なので、月の光に見立て、ケーキの上に細長いロウソクを立てて火を灯していました。ロウソクの炎から立ち上る煙が、天上の神々に地上の人々の願いを運んでくれると信じられていたそうです。

普通の人たちの誕生日祝いにロウソクを立てたケーキを作るようになったのは、

「15世紀のドイツで行われていた子どもたちの誕生日会」

というのが、多くの歴史家の認めるところです。「キンダーフェスト」と呼ばれたこのお祝いは、パーティーというより、宗教的な儀式のような意味合いがありました。

中世では、悪魔は誕生日を狙って子どもに悪さをしにやってくると考えられており、親類のおとなたちが集まって子どもを守る一日だったようです。ケーキの上にロウソクを立てて一日中火を灯し、魔除けのおまじないとしていました。

夕食後に集まったみんなでケーキを分け合って食べるのが習わしとなっていましたが、魔除けのケーキは、家に帰る前のお浄めみたいなものだったんですね。

ロウソクを吹き消す意味

近代に入る頃には、呪術的な意味合いは薄れ、ケーキとロウソクかお祝いの象徴として定着していたと見られます。19世紀には、アメリカを含め広く西洋社会にその習慣が広まっていました。

20世紀の初め、アメリカのロウソクメーカーが、ケーキに飾る用に、カラフルな小さなロウソクのセットを販売したところ、ヒット商品になりました。ちなみに、最近のアメリカのロウソクセットの注意書きには、

「耳栓にしないように」

と、書いてある商品があるのだとか!?訴訟大国のアメリカらしいですね。

ロウソクの灯は、今は一日中灯すこともなく、すぐに誕生日の当人によって吹き消される習慣になっています。

西洋では、吹き消す前に目をつぶってお願いごとをします。そして、ロウソクの灯をひと息で全部吹き消すことができたら願い事が叶う、といわれています。日本人はおまじない系の都市伝説大好きなのに、願い事の部分が抜け落ちて、吹き消す習慣だけが伝わったのは、なんだか不思議な気もします。

最近のロウソク事情

年齢表示?

飾るロウソクの数については、時代や国によって、年齢と同じ数だけでなく、

  • 年齢ブラス1本
  • 誕生日の数字

など、いろいろな記述があります。

子どもの場合は年齢を明確に強調しますが、大人になるとあまり本数にはこだわらない国が多いようです。

日本では、比較的ずっと「年齢表示」にこだわる場合が多いかもしれません。最近では、数字の形のロウソクを立てて年齢表示しているケーキもよく見ます。

37歳誕生日ケーキ


なんでもバースデーケーキに変えられるロウソク

数字も含め、文字の形のロウソクは、パーティーグッズの中でも最近流行りのようで、特注のデコレーションケーキじゃなくても、このロウソクがあれば、なんでもバースデースペシャルに演出できると人気です。


ミュージカル・フラワー・キャンドル

ここ数年、アメリカで流行っているバースデーケーキ用のキャンドルのひとつが、

「ミュージカル・フラワー・キャンドル」

と呼ばれる商品です。商品名は、メーカーにより

『フラワー・バースデー・キャンドル』

『ミュージック・キャンドル』

などまちまちですが、火をつけると花が咲くように広がり、BGMを流しながらキャンドルのアームがくるくる回る、というタイプのものです。中央に花火が仕掛けられたものも多いです。

検索すると、動画もいろいろ出回っています。


日本でも、『ドリーム・キャンドル』 の商品名で売られていますが、残念ながら、日本版はケーキに乗せる仕様になっていません。ケーキの横に置いても楽しいですから、よかったら一度お試しください。

誕生日にはケーキを

世の中楽しいことばかりじゃありませんが、誕生日のお祝いくらいは、明るく楽しく開催し、一年の幸せを祈りたいものです。そんなにお金や手間がかけられなくても、せめてケーキくらいは、ちょっとおしゃれにグレードアップしてください。

まさケロンのひとこと

「ケーキを豪華にする」んじゃなくて「ロウソクを豪華にする」っていう発想面白いな〜。もしかしたら、こっちのほうが感動するかも。

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。