人を好きになるきっかけは様々ですが、
「最初は友だちから」
という場合が多いのではないのでしょうか。
人は顔を合わせる回数が多いほど、相手のことを好きになりやすいと言われていますので、それも当たり前のこと。
でも、友だちに告白した場合に困るのが、やはり、
ふられた後のこと。
なにがしかの機会に顔を合わせるのにどのような接し方をすればいいのか困りますよね。特に、相手のことをまだ好きな場合。何をしても下心があるように思われてしまいそうで、妙な気をつかってギクシャクしてしまうのはとても心地悪いものです。
今回は、親しい異性に告白した後の接し方を考えていくうえで、絶対に踏まえておくべきことを2つ解説します。
まずは相手を好きだったことを忘れる
冷静になるために
「うわー、恥ずかしい」
とパニックになっていませんか?
それは、相手をまだ好きだからです。なぜなら、「好き」という真裸の心を、相手に見透かされている気分なのです。
パニックになってしまうと、勉強や仕事がうまくいかなくなるなど、さらにかっこ悪い自分になって、恥ずかしさが倍増するという悪いサイクルが生まれてしまいます。
だから、1度、相手を好きだった気持ちを忘れましょう。
そうすれば、真裸の心を見透かされた気分はなくなります。
とはいえ、好きな気持ちをなくすのは難しいものです。対処法は語ると長くなるので、今回は割愛しますが、一番良いのは友だちに笑い話として話すことです。一番悪いのは隠して溜め込んでしまうことです。
告白相手と自然に接するために
相手を好きな気持ちが残っていると、真裸の心を見透かされている気分になってしまうということは既に述べました。そうすると、その他の、人に知られたくない心の部分まで、告白した相手に知られてしまっているような感覚に陥ってしまいます。
そうなると告白相手がいると沈黙してしまったり、妙なテンションになって他の友だちにひかれたりと、自然な対応ができなくなってしまいます。
告白相手と自然に接することができないと、同席している他の友だちとの関係もうまくいかなくなります。だから、繰り返しますが、1度、好きだった気持ちを忘れて冷静になりましょう。
今後のことを考える
ふられても好きな場合
1度好きだった気持ちをわすれた後、また相手のことを好きになってしまうというパターンはおおいにあり得ます。
人は自分を好きな人を好きになるという、心理学でいうところの「返報性の法則」というのがあるので、もう一度告白するのもなしではありません
ただし、どうして相手にふられたのかということを、相手の立場になって考えてみましょう。
- 「告白のとき不真面目ではなかっただろうか」
- 「相手は告白を受け入れられる状況にあっただろうか」
- 「どうして相手のことを好きなのかということを相手が自然にわかるようにステップを踏めていただろうか」
などなど考えるべきことはたくさんあるはずです。
これらを考えたうえで、真面目に、空気を読んで、ステップを踏んだうえで、告白すれば今度はOKをもらえることも見込めます。
次に好きなひとを探す場合
だれも好きな人がいないより、いたほうが毎日が楽しくなります。だから、次に誰か好きになる人を探すのは非常に良いことだと思います。
ただ「探す」というのが、
「search」
になってはいけません。
あくまでも好きになるのは
「meet」
であるべきです。
違いを簡単に言うと、
「search」は相手の上っ面だけで選り好みする恋愛なのに対して、
「meet」はその人しかいないという真剣な思いがこもっています。
「search」の恋愛では、仮に告白してOKをもらったとしても長続きしません。なぜなら、きっとまた次の人をsearchし始めるからです。
告白は人生を変えるかもしれない大切なイベント。とはいえ、後のことを考えて慎重になりすぎていませんか。今回紹介した鉄則を踏まえておけば、告白した後のことに悩む心配はあありません。恋愛のチャンスあふれる季節。大胆になって最高の思い出を残しましょう!
告白された側も「嫌な気持ち」にはなってないと思うんだよね。相手のためにも、前向きにいこ!