秋の旬の食材といえばきのこ。
- えのき
- まいたけ
- しめじ
- エリンギ
- しいたけ
とりどりのきのこがスーパーに並び始める時期です。
きのこといえば、香りが大切なので、買ってきてすぐ調理してしまわなければならないと思っていませんか?ちょっと待って下さい。実は、冷凍保存しておけば、おいしくなるだけでなく長期保存が可能になるため、便利な食材に早変わりしてくれるのです。
今回は冷凍保存したきのこを、料理に活用する方法を3つ紹介します。
冷凍きのこのメリット
うま味が増す
多くの食材は冷凍すると味が落ちると言われていますが、実は、きのこの場合は、冷凍することによって、うまみが増すことが知られています。というのも、きのこは冷凍されると、そのなかにある水分が膨張します。
それにより、細胞が壊れていき、旨味成分が滲み出してきやすくなるのです。細胞が壊れると書くと、なんだか悪いイメージなんですが、きのこの場合は逆に美味しくしてくれるのです。
秋の特売日を活用
きのこは冷凍することによって1ヶ月間も保存することができます。生のきのこはだいたい2、3日でダメになってしまうのに比べて、かなり長い間保存できることがわかっています。
旬の食材というのは特売になりやすいのが世の常。特に11月はきのこのシーズンです。この時期のきのこの特売をしっかりおさえておいて、がっつり買って、12月までとっておけば、鍋ものなどに美味しく活用することができます。
特に、鍋の場合、先述の様に、冷凍することによりきのこからうま味が滲み出やすくなっているので、美味しい鍋のスープが出来上がること間違いなしです。
忙しい時のあと一品をお手軽に
冷凍する前に、きのこはザクザクと食べやすい大きさに切っておきましょう。そうしておけば解凍した時に、すぐに料理につかうことができます。12月になってくると忙しくなりなかなか料理に一手間かけるのも億劫になってきます。そんな場合にも、解凍してすぐに使える食材を用意しておくと便利ですよ。
特に、冷凍きのこは、次の項目から紹介していくように、お手軽料理に活用しやすい食材です。3つの個性的な料理を紹介していきますので、ちょっと料理の手間を省いても、家族を喜ばせることができる料理です。スマートに料理して、忙しい時期を乗り越えましょう。
冷凍保存したきのこの3つの活用法
きのこの和風パスタ
忙しい時の定番料理パスタですが、手抜きではなく、「旬のものをとりいれました」という感じを出せば、単なる手抜きとはとらえられません。なおかつ和風にして、一工夫加えた感じを演出しましょう。作り方は簡単です。
- 冷凍きのこをオリーブオイルで炒める。
- 塩こしょうを加え、隠し味に昆布だしを加える。
- ゆでたパスタと混ぜる
最後に青ネギを散らすと、より和風感を演出することができます。ネギを切る手間が面倒でなければやってみてください。
冷凍きのこのオムレツ
子どもにも人気のオムレツ。とはいえ、子どもはともかく、大人はオムレツがお手軽料理だということを見抜きます。そこで、ここでもやはり旬のものを取り入れて、いかにも美味しものを頭を悩ませて考えたように演出しましょう。作り方はこれも簡単です。
- 冷凍きのこをオリーブオイルで炒める。
- 卵をとき、いためたきのこを入れ、塩コショウで味付け
- フライパンで卵をオムレツ状にまとめる。
とっても手軽な料理ですので、最後にお皿に盛り付けた際に、もみじなどをケチャップで描いて季節感を演出する手間をかける余裕もあります。
冷凍きのこと豚肉の中華いため
ここまで洋風の料理を紹介してきました。今度は中華料理を紹介します。中華というといかにもちょっと手間がかかるイメージです。それをわからないようにちょっぴり手抜きして、美味しい料理をスマートにつくってしまいましょう。これまた作り方は非常に簡単です。
- タマネギと豚肉を炒める。
- 豚肉に火が通ったら、きのこを炒める。
- オイスターソース、醤油、塩コショウで味付け
たったこれだけで完了です。オイスターソースの香りがいかにも中華料理の雰囲気を醸ししだしてくれます。仕上げにゴマ油をたらすと、よりいっそう中華料理の趣が出てくるでしょう。
今回は3ステップでできる料理ばかりを紹介してきました。まとめてきのこを冷凍しておけば、様々な料理に活用することができます。時間があるときに、大量にきのこを切っておけば、家族を飽きさせること無く、旬のもので楽しませることができますよ。
きのこ料理ってきのこにしか出せない「いい香り」がするんだよね。
まさケロンはエリンギよく食べるよ〜。