最近あらゆる場所での喫煙可能な場所が減り続け、肩身の狭い喫煙者の方が多いと思います。喫煙者がどんどん減っていっていますが、その中で注目されているものが
iQOS(アイコス)です。
電子(厳密には電子タバコではないが近い)の分野が注目されている中でやはり現在はiQOSのシェアが多いです。
通常の紙巻タバコからiQOSに乗り換える人が多く、なかなか手に入らず予約待ちの状況が続いています。みなさん口を揃えて『害が少ないから』といっていますが、、
本当ですか??
今回はiQOSを含めた電子タバコの事を学んでいきましょう。
iQOSって何??
フィリップ・モリス社が発売している「加熱式タバコ」です。
専用のヒートスティックを本体にセットし加熱して水蒸気を吸うもので、葉を燃やさないため煙が一切でないのが特徴です。煙が出ないので周囲の人に副流煙の迷惑はかけませんが、蒸しているので独特な匂いが発生します。
扱いとしては通常のタバコと同じで、煙が出ないからといって禁煙の場所で吸うことは出来ません。ですが最近になって
『紙巻きタバコはダメだけどiQOSなら吸って良いカフェ』
とかが出始めています。
今後、iQOSは吸える店舗が増えていくのではないでしょうか。
紙巻のタバコとの比較
では紙巻きタバコとiQOSのメリットを比較していきます。
iQOSのメリット
- タールが発生しない
- 副流煙がない
- 歯や周りの物が黄色くならない
- 紙巻きたばこより匂いが少ない
紙巻きたばこのメリット
- 充電しなくて良い
- 煙なので吸った感がある
- 外出時に忘れても手軽に買える(iQOSは本体が手に入らない)
- iQOSに比べて軽い
こんなところでしょうか。やはり手軽さでは紙巻きタバコに軍配が上がりますが、周囲に与える影響の面ではiQOSが優れています。味の面では吸い慣れている紙巻きタバコが良いかもしれませんが、iQOSの味に抵抗がない方はiQOSにした方が周りに喜ばれると思います。
害について
さて、iQOSの売りの一つに害が少ないと言うことがあります。
『有害物質90%削減』
と発表しているくらいです。これはタールが含まれていないことや、燃やさないといったことからくるものですが、紙巻きタバコとどれくらい違うのでしょうか。
タールという悪魔
タールは燃焼すると発生する成分で、
『発がんのリスクやお腹の子供への影響、咳や痰などの悪影響』
を及ぼしてきます。ニコチンも悪いですが圧倒的にタールが健康面での悪さをしています。
約4000という科学物質の結合体といわれいているタール、これが細胞に付着してしまうためガンのリスクが高まるとされています。同様にお腹の赤ちゃんに影響するのもこの為です。
一酸化炭素も怖い
タバコの害で注目されているのは主にニコチンとタールですが、一酸化炭素もかなりの害です。不完全燃焼により発生する一酸化炭素ですが、しっかり燃焼しているように見えている紙巻タバコにも実は含まれてしまっています。
一酸化炭素は血液中のヘモグロビンに付着することで、酸素が付着するのを妨害します。
これにより体は軽い酸欠状態となってしまいます。
これが時間にして3時間から4時間持続します。その間に紙巻きタバコを吸うのであれば休みなしで酸欠状態になっていることになります。その状態が体に良いわけがありません。
値段について
一般の紙巻きタバコとiQOSの専用ヒートスティックには値段の差はありません、コンビニで同じように買えます。しかし紙巻きタバコはライターの100円で吸い始めることができるのに対しiQOSは専用の機器の購入が必須です。
これが1万円近くしますので、吸い始めるのにかかる値段はiQOSの方が圧倒的にかかるといえます。
やはりiQOSの方がメリットが多い
どうでしたか?もちろんタバコなんて吸わない方が良いです。しかしタバコが好きな方も多いのが現状です。少しでも体の負担や周囲への迷惑、特に子供がいる家庭の人はiQOSに変えてみてはいかがでしょうか。少し独特な味と香りがしますが悪影響を少しでも軽減してくれます。健康第一です。
ご覧いただきありがとうございました。
タバコはこれからもどんどん値段上がっていくだろうしね~。iQOSは安い電子タバコに比べて『美味しい』みたいだから、意外とハマっちゃうかもよ。