皆さんは「最近の若者は〜」といった言葉を聞いたことがありますか??
若い時に言われた人、今若者で言われている人など様々かと思います。
しかしその時々の若者は本当に悪くなっているのでしょうか??今回はそんな若者批判のお話です。
最近の若者は本当に悪!?
犯罪編
犯罪に関しては軽犯罪の面でみると昔とそんなに変わっていませんし、凶悪犯罪は圧倒的に減少しています。
「最近の若者は〜」といっている世代の方が犯罪件数は多かったです。
ではなぜ犯罪が多く感じるのでしょうか。
それは報道されやすい環境があることです。TVの発達だけでなく、スマホで気軽にニュースを見れる時代ですから犯罪が目についてしまい、件数が多く感じるからだと思います。
そういった面を理解せずに批判している大人達を見かけると少し寂しい気持ちになります。
仕事編
仕事に関して「最近の若者は〜」と批判されていることが多いです。
ゆとり世代がどうこういっていることも多く聞きますが、考え方の違いがあるからだと思います。
例えば職人さんである寿司屋の修行は下積みがすごく長いですが、下積みなしで学校で学んだ知識だけで業界のトップに入っている寿司職人がいるのも事実です。
職人さんだけに言えることではないですが、仕事の幅も増えていますし、働き方そのものが変化してきているために起こる批判だと思います。
いつまでもみんなと足並みをそろえ、行きたくもない職場の飲み会で愚痴るのではなく、自分のために有意義に時間を使うべきだと考えています。
今は批判対象かもしれませんが、そのうちそれが当たり前になると思います。
マナー編
最近の若者はマナーが良くないと批判されてしまいます。
では大人達のマナーはいいのでしょうか。
東京の満員電車での経験談ですが、通勤ラッシュ時のかなり混雑している電車内では圧倒的に大人達の方がマナーが悪く感じます。なぜか怒っている人が多いですし、口論しているのもだいたい大人vs大人です。
ポイ捨てに関しては若干若者の方がマナーが悪そうですが、大人達も見本になるほどではありません。
なぜ最近の若者が批判対象になるのか
大人は大人の方が優秀だと思っている
大人は常に若者より優秀だと思っているからだと思います。もちろん人生経験も豊富ですし、知識も若者よりは多いと思います。しかし、優秀だからといって批判するのはお門違いもいいところです。
優秀なら批判ではなく、若者に正解を伝えてあげるべきなのではないでしょうか。
大人達も若者の時は、人生の先輩から色々学んだはずです。それを若者に批判という形以外で伝えてあげればお互いに気持ちいいと思います。
若者の方が当たりやすい
上司に何も言えずに新人に当たっている先輩社員はたくさんいると思います。
それは新人の若者の方が当たりやすいし、当たる理由を見つけやすいからです。
経験が少ない新人の粗探しは簡単ですし、できなくて当然です。しかしそこを突いてくる悪質な上司とは距離を置きましょう。そもそも若者をターゲットに批判や攻撃をしてくる上司が有能なわけありません。
最近の若者を批判している人は時代に遅れる
いつだって流行を作り上げるのは若者です。
若者が新しいアイデアを出し、それを流行らせて入っているのは間違いないです。もちろんその裏では大人達が動いているのもわかります。
しかし、流行を作ろうとしている大人達は若者を批判せず、同じ仲間として一緒に新しいことを作っています。
批判している若者が年を取り、社会の中心になった頃には批判していた大人達は時代についていけないのではないでしょうか。
若者を批判するのではなく、若者の意見やアイデアもどんどん取り入れていき大人達に成長につなげていくのが正しい在り方だと思います。
若者が悪なのではなく、批判している大人が悪なのだと思います。
批判する大人になってしまわないよう、常に良い関係を作れる人になりましょう!!
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
自分と違う考え方を否定したい気持ちはわからないでもないけど、、仲良くやってこよ!