こんにちわ、皆さんはおすしを食べますか?
身近なところでいえば、回転ずしやスーパーに販売されているおすしがあります。少し余裕のある人は回らないおすしと言われる、職人がいるおすし屋さんなんかに行っているのではないでしょうか。
すし職人が握るすしと回転ずしのすし、どちらが美味しいと思いますか??
値段等から考えてもすし職人の握るすしの方が美味しそうですよね。
では職人が握るすしと、回転ずしのすしでは何が違うのでしょうか。今回はお寿司についてのお話です。
(この記事では回らないおすし屋さんのことを「鮨屋(すしや)」と書かせて頂きます。)
回転ずしと鮨屋の違いとは
すしが回っているか回っていないか
その名前の通り、すしが回るか回らないかが大きな違いです。
回転ずしはあらかじめ作られたすしがレーンの上を回っていて、注文をしなくてもすしを食べることができます。
鮨屋は自分の食べたいすしを注文してから作るので、作りたてを食べることができますが食べるまでに少し時間がかかります。
値段が違う
回転ずしは値段が安く、鮨屋は値段が高いです。
もちろん例外はあると思いますが、一般的にはそういった構図になっています。
こだわりが違う
回転すしと鮨屋ではすしに対するこだわりが違います。
すし職人が作るすしと、チェーン店でバイトしている人が作るすしでは、1貫に対するこだわりが違うのは確かです。
すしの作り方が違う
- 人がシャリを適量とり形を作り、その後でネタを乗せもう1度握るのが鮨屋。
- それに対し、機械がシャリを作り、ネタを乗せて作るのが回転ずしです。
魚の状態はどちらがいいのか
魚はいつが食べごろなのか
「魚は鮮度が大事。」というような言葉を聞いたことがあると思います。
ではとれたての魚が1番美味しいのかというと、そうではありません。
実はとれたての魚を食べるのと、しめてから10時間後に食べる魚では後者の方が美味しいのです。
もちろん魚によって時間の誤差はありますが、1番美味しい時期はしめてから約10時間ほど後なのです。
その後は時間が経てばたつほど鮮度と味が落ちていってしまいます。
鮨屋は魚の鮮度が強み
鮨屋は独自の仕入れ先から新鮮な魚を仕入れ、提供しています。回転ずしは1度工場に魚を送り、切った状態で冷凍し店舗に振り分けるので鮮度が落ちてしまうことが多いです。
それに比べ鮨屋は工場を経由しないので、回転ずしと比べ新鮮な魚を提供できます。
魚だけみたら美味しいのは鮨屋で間違いありません。
シャリにはこだわっているのか
シャリの質の良し悪しはわからないことが多い
安さで勝負している回転ずしと、美味さで勝負している鮨屋とではシャリに対する熱意も違います。
製造工程やシャリ作りにかける時間、使っているお米まで全てに差があります。
しかし、よほどまずいお米でない限りシャリの質を見極めるのは難しいです。
5kg2000円のお米と5kg4000円のお米を酢飯にし、本気で食べ比べたらわかるかもしれません。しかしそこにネタが乗り醤油の味もプラスされるすしでは、よほど気にしている人でない限り差を見極めることができないのです。
シャリの握り加減も差がなくなりつつある
機械で形成されたシャリと職人が長い年月をかけて習得した技術で握るシャリは違います。
しかし、技術の発展でシャリ自体の差もどんどんなくなってきます。
シャリだけをみたらロボットと職人の差がなくなる日も遠くありません。
安さに特化したすしか、美味さに特化したすしかの違い
回転すしと鮨屋は、すしとしては同じ分野だけど、全然違うものです。シャリとネタ、職人と少ない要素の中にも確かな差がありました。
美味しいのは鮨屋ですが、子連れでフラッといけるのは回転ずしだと思います。どちらにも強みがありますので、その時々で違うすしを楽しむのが1番ではないでしょうか。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
回転寿司って状態が良い時と悪い時があって、ウマッ!ってときもあれば、カピカピだこれ!ってガッカリするときもあるんだよね。ん~、一度食べてみたい、職人のお鮨。