日本を代表する様々なものたち
校歌斉唱の思い出
小学校のころ、校歌を歌うのが嫌でした。自分だけではなく、みんなそうだったようで例えば朝礼などで、校歌のカラオケが流れても、皆歌わないか、歌ったとしても、蚊の鳴くような小さな声しか出しませんでした。
当然、先生たちはそんな態度を許してくれるはずがなく、ある日、全員がちゃんと歌うまでそのクラスは教室に戻ることができないということになり、大変な目にあいました。それでも真面目に歌わなかったと記憶しています。なぜ校歌を歌うことをためらうのか?理由は全く覚えていません。
たぶん、一生懸命歌うと、なんか照れくさかったり、かっこわるかったりするような気がしていたのだと思います。
その時期の思い出ですが、先生が
「校歌が歌えるということは、その学校の生徒であるという証になる」
と言っていました。確かにそういうこともあるのかもしれません。
日本を代表する「菌」?
日本の国歌は『君が代』です。これは誰でも知っていて、疑問の余地はないと思います。
また日本の国花は「菊」と「桜」です。
それでは日本を代表する鳥、「国鳥」は何だか分かりますか?
日本の国鳥は「キジ」です。桃太郎のお供の一人(?)としても有名ですね。
次に日本の国石は何でしょうか?
答えは「翡翠」です。
「国蝶」なんてものもあります。
「オオムラサキ」という蝶で、羽を広げたときの大きさが10センチ以上になる、大型の蝶だそうですよ。
意外と知られていないのが、「国菌」
日本を代表する「菌」ということなのですが、想像がつきますか?
それは「麹菌」です。
味噌や醤油を作るときに使われる菌ということですから、確かに日本を代表するといえますね。
新たな国○を考えてみよう
国食
それでは他の分野で日本を代表するものを考えていきたいと思います。まずは「食」。日本を代表する食べ物です。
すぐに頭に浮かぶのが「おにぎり」です。日本ならではの食べ物ですね。
それから「寿司」。
日本に来たのなら「寿司」は必ず、食べてもらいたいものです。海外での知名度も考慮すると「寿司」が「国食」でほぼ決まりそうですが、筆者は反対です。
なぜなら寿司は高価になってしまったからです。
江戸時代あたりでは安価で気軽に食することができる庶民の食べ物だったらしいですが、それは昔の話。回転寿司という選択肢もありますが、目の前で握ってくれる店で寿司を食べるとしたら、現在ではそれなりの出費は覚悟しなければなりません。
だから筆者は代わりに「納豆」を押します。
厳密には納豆に近い食べ物はアジアのいくつかの国でも食されているので、完全に日本独自のものではないそうですが、日本の朝食といえばやっぱり納豆です。
海外から日本を訪れて、初めて納豆を目の当たりにした外国人にとって、
と、ちょっとした「肝試し」的な要素もあり、楽しいと思います。だから、もし「国食」を決める時が来たら、ぜひ「納豆」をよろしくお願いします。
国建(こくたて)
次に日本を代表する建物を考えましょう。国を代表する建物なので「こくたて」と読むことにします。歴史的な建築物はあえてスルーしてみませんか? それよりも観光名所として海外に紹介できるような建物に目を向けてみたいと思います。
「スカイツリー」
「東京タワー」
知名度が高すぎて、いまさらって感じがありますね。
筆者のイチ押しは
「東京駅」
です。
最近になって戦災で失った赤レンガ駅舎やドーム屋根を復元し、かっての姿をとり戻したその姿は、歴史的な建物ほど敷居は高くないけれど近代的な建築物よりも落ち着いた感じを醸し出し、海外に胸を張って紹介できます。
いかがでしょうか、国を代表するもの、各分野でまだまだたくさんありそうです。
やっぱり着物(和服)は日本を代表する素晴らしい文化だよね。目の保養にもなるし。外国人の着物姿も結構好きだったり。