人間の能力を増幅化させるパワードスーツを身につけた兵士が昆虫型エイリアンと死闘を繰り広げるというストーリー。
映画化もされましたし、あの機動戦士ガンダムのヒントとなったともいわれています。
筆者も中学生のころ、夢中になって読みました。
表紙にはパワードスーツのイラストが書かれています。
戦車をそのまま人間の形にアレンジしたようなデザインのスーツで、少年だった筆者は心惹かれました。
いつかこのようなクールなスーツを着て敵と戦うことが出来るような時代が来れば、軍隊に入るのもいいな、なんていま考えれば世間から怒られるような考えを抱いたものです。
男の子はこのようなロボットとか、身に付けるだけで自分の力を増幅させることが出来るガジェットに憧れますよね。
筆者は小学生のころ
と本気で考えていましたから。
この気持ち、かっては少年だった読者の方々には理解していただけると思います。
少年の夢が実現化
パナソニックがパワードスーツの量産化に着手する
というニュースが飛び込んできました。
ついにこの時が来たかという感じです。
予定では一着50万円
買えますね。
ちょっと高いけど、頑張って貯金すれば買えないことはない、一般人にも手の届く価格設定じゃないですか。
というか自動車よりも安いですよ。
いまから貯金しておこうかな。
これでついに子供の頃の夢が叶います。
かってロボットやパワードスーツに憧れた皆さん。
パワードスーツを購入するための資金を今から貯めておきましょう。
災害救助の現場などでの使用を想定
パワードスーツは日本も含む世界中で研究・開発が進められていますが量産化は世界初。
ネットでは試作品が公開されています。
巨大なアームが印象的です。
工事現場で使う重機を装着したようなイメージです。
試作品では100kgの重量物を持ち上げることが可能
また時速8キロで走行でき、10度程度の勾配を登ることが出来るスペックを持っているとのことです。
量産品はもう少しスペックを絞ったものになりそうだとのこと。
動力は充電式のバッテリーで、1回の充電で2~3時間動かせるそうです。
用途は災害救助や原子力発電所内の作業を想定、将来的には深海や宇宙といった特殊な環境での使用にも対応させていく予定とのことです。
残念ながら一般個人への販売は想定しておらず、公的機関や研究施設への納入がメインとのことです。
個人購入は出来ない
ということですね。
確かに個人で購入しても、持て余しそうですね。
筆者は
と本気で考えていましたが、いまのところ特にエイリアンと戦う必要はないので、個人の所有は必要なさそうです。
災害現場では大いに活躍しそうですね。
3.11の震災のときに重機が現場に入ることが出来なくて救出作業が難航するという自体が発生しましたが、このパワードスーツであればそのような問題は解消されます。
自衛隊がこのスーツを装備すれば海外での災害派遣の際に注目されそうですね。
やっぱり最新の技術は人のために役立てなければいけません。
パワードスーツの量産化を行うことになったのが日本の企業であるということに誇りを感じます。
開発者の中には「マジンガーZ」などのロボットアニメで育った方がいらっしゃるのかもしれませんね。
夢を形にしてくれました。
少年の頃にパワードスーツに憧れたものとして夢を実現してくれたのが日本人であったことが嬉しいです。
願わくばこの素晴らしい技術が軍事利用されないことを祈ります。災害現場で人を助けるものであって欲しい。
宇宙や深海でこれまで出来なかったような作業ができるようになる、その結果、人類のいままで知らなかったことが判明する。
そのような使われ方をして欲しいです。
戦うために利用するのはアニメの中だけで充分です。
まさケロンの中で、パワードスーツといえばアイアンマンやな。
将来的に、パワードスーツで空も飛べるようになったらすごいな!