東南アジアで新たな市場
ホーチミン市に1号店オープン
米マクドナルドはベトナム南部のホーチミン市に世界120カ国目となる1号店をオープンしました。
座席数は約350席。
値段はビックマックが
にもかかわらずオープン時は若者で賑わったとのことです。
広い駐車スペースを用意
1号店の店舗面積はおよそ1300平方メートル。
駐車スペースは16台、バイクの駐輪スペースが250台分用意されています。
バイクの駐輪スペースが広くとってあるところがバイクが普及しているベトナムらしい対応です。
ドライブスルーも併設しているとのこと。
市場経済化の活性化につながるか?
10年以内に100店舗が目標
マクドナルドの東南アジア進出はじつに20年ぶり。
マクドナルドと提携している会社の所有者であるヘンリー・グエン氏によれば今後10年以内に店舗数を100に増やすことが目標だそうです。
相次ぐ米ファストフードの参入
米国のファストフード業界の参入はマクドナルドが初めてではありません。
1997年にはKFCが、2010年以降はドミノ・ピザやスターバックスが相次いでベトナム進出を果たしています。
デイリークイーンも先月ベトナムに店舗をオープンしました。
ベトナム戦争や社会主義制度の影響で進出が遅れていましたが、近年は米国ファーストフード業界が新たな市場を開拓しようと出店を加速化させており、マクドナルドは一歩出遅れたかたちです。
市民にはおおむね好評
オープン時は最大2時間待ちの状態。
特にドライブスルーが好評です。
主力商品のビックマックのほかに野菜をふんだんに使ったマックポークも人気です。
バイク大国であるベトナムらしくバイクの行列が目立ったとのことです。
ベトナムには安くて美味しいものがいっぱいあるのに・・・
日本人のこのニュースに関する反応をツイッターで拾っていたら、こんなつぶやきが目に止まりました。
筆者はベトナムに行ったことはありません。
行った人の話は聞いたことがあり、たしかにこのツイートのように食べ物が美味しいらしいです。
このつぶやきを発信した人はマクドナルドが進出することで、ベトナムの伝統的な食べ物が衰退してしまうことを懸念しているのでしょうか?
おそらくそんなことはないと筆者は考えます。
日本にもマクドナルドは進出しています。
それこそたいていの駅前にはマクドナルドの店舗があります。
でも日本の食文化がファストフードに占拠されているわけではありません。
ベトナムの人たちにとってもハンバーガーという異国の食文化が身近になることはプラスになるのではないでしょうか。
飛躍した考えかもしれませんが異国の食文化と比較して改めて自分の国の食文化の大切さが認識できるかもしれません。
ファストフードっておいしいやんなぁ~
でも、食べすぎは生活習慣病のもとになるからほどほどにせなアカンで!