検索は応援になる
あれから3年
東日本大震災が起こったとき、筆者は職場にいました。
自分が座っているにもかかわらず椅子が大きく揺れ、同僚の中には机の下に避難する者もいました。
今まで経験したことのない大きな揺れでしたが、すぐに治まると思い、筆者はそのままでいました。
意に反して揺れは収まらず、壁掛け時計が落ちてきました。
いつ治まったのか分かりません。気が付くと建物から避難するよう指示がありました。
非常階段を下って行く途中壁を見るとヒビが入っていました。
その日の業務は中止。
即帰宅を命じられました。
揺れは大きかったものの周囲の家屋などは特に崩壊などしていなかったため、たいした地震ではなかったと感じました。
帰宅を命ぜられたものの、電車は全て止まっていました。
1時間もすれば動き出すだろうと思い、徒歩で会社を出発しました。
午後4時近かったと思います。
筆者の考えは甘かったのです。
電車は一向に動き出す気配がなく、4時間かけて帰宅しました。
そしてテレビで東北地方を襲った惨状を目にしたのです。
あれから3年がたちました。
風化しつつある東日本大震災
直後は余震や計画停電などで震災を実感していましたが、3年も立つとすっかり、そんなこともあったなあ程度の認識になってしまいます。
しかし、被災された東北地方の人々にとっては忘れることなど到底できない大災害だったのです。
亡くなった人も多くいます。
今も苦しんでいる人たちが大勢いるのです。
けっして風化させてはなりません。
1ユーザーにつき10円
上限は500万
大手検索サイトのYahooが3月11日にあるイベントを予定しています。
当日、「3.11」というキーワードで検索すると1ユーザーにつき10円が被災地に寄付されるのです。
検索は応援になる
と名付けられたこのキャンペーンは寄付金額の上限が500万に設定されています。
50万人がこのキーワードで検索をすれば目標達成という計算になります。
ユーザーに変わりYahooが拠出
寄付金はユーザーに代わってYahooが拠出します。
寄付金は東日本大震災復興支援財団を通じて被災地の支援に充てられます。
検索結果は当然東日本大震災関連の情報
キーワードが「3.11」であるため検索結果は当然のことながら東日本大震災についての情報になります。
ユーザーはこの検索結果に触れることにより、震災被害の大きさを改めて知ることになるのです。
風化させないために
筆者は必ずこのキャンペーンに参加しようと思います。
当時、被災地にボランティアとして参加しようと思いましたが事情で実現できませんでした。
被災地のために何かしたいと考えていたときこのニュースに触れ、感激しました。震災を風化させてはなりません。
そして毎年このキャンペーンが行われることを強く希望します。
今でも、東日本大地震で家がなくなり仮設住宅で生活している人はたくさんいるんやで。
募金がたくさん集まるとええな!
まさケロンも応援してるでぇ~