自転車

自転車シェアサービス「COGOO」京都大学が実験導入開始

Written by 言祝(kotoho)

ひとり1台からみんなで1台

放置自転車軽減

100人が一人1台自転車を持っているとしたらその数は100台になります。

当たり前の話ではありますが、意外に重要な問題の原因となります。

放置自転車

です。

日本は世界的に見て自転車の保有台数が高いといわれているそうです。

自転車の値段もそれほど高くありません。

私事ですが、筆者は最近自転車を盗まれました。

筆者にとって自転車は必需品。

仕方なくネットで中古の自転車を購入しました。

いくらだったと思いますか?

なんと4990円。

中古とはいえ安すぎる値段です。

こんなに安価に買えてしまうということは自転車の保有台数が増える要因ともいえるでしょう。

保有台数が増えると放置自転車の数も増えていきます。

場所によっては駅前などに放置自転車があふれています。

通行の妨げになりますし、美観も損ねます。

放置自転車は乱暴な表現ですが、ゴミとなってしまうのです。

しかも、処理するのに高額な費用がかかります。

厄介な問題です。

盗まれた筆者の自転車もどこかに放置されているにちがいありません。

自治体によって放置自転車防止対策は様々ですが、効果が上がっていないという声も聞きます。

シェアすればいい

放置自転車を減らすためには、自転車の数を減らせばいい。

そのためには一人1台ではなくシェアすればいい。

そんな発想から生まれたビジネスが存在します。

COGOOと名付けられた自転車シェアビジネスが脚光を浴びています。


COGOOの特徴は自転車管理の端末を小型化したことにあります。

このためプラットホームの省スペース化を実現しました。

利用者はWEBで暗証番号を取得。

暗証番号を入力し管理端末から鍵を受け取ります。

鍵を使って自転車を解錠。返却は端末にカギを戻すだけ、非常にシンプルな方法です。



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京都大学が実験導入

全国で6番目

このたび京都大学が学内移動のための手段として

COGOO

を試験導入しました。

すでに国内では横浜国立大学や千葉大学が導入しており、京都大学は6番目の導入になります。

京都大学は特にキャンパスの敷地が広く自転車利用者が多いため、自転車シェアの需要が高いとのこと。

現段階では試験導入ですが今後の状況によっては正式な導入の可能性もあり、大学側では学内の放置自転車防止に期待を寄せています。

今後はマンションなどでも

COGOOの導入実績は現在までのところ大学だけですが、今後認知度が広がり、放置自転車防止の効果が実証できればオフィス街やマンションなどでも利用されるのではないかと運営会社は考えているようです。

まさケロンのひとこと

放置自転車をシェアする形が広まっていったら便利になるやろうなぁ~
でも、また新たな問題がでてきそうやから、そこら辺も考えやなアカンで!

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」