湿気が多く気温も上がってくる5月〜9月にかけては
食中毒が多発する時期
冬はノロウイルスが暴れますが、梅雨時から夏にかけては
- サルモネラ菌
- ぶどう球菌
- 大腸菌
- カンピロバクター
などの菌類が私たちを襲ってきます。
お店で食事をした時や販売されているお弁当などを食べて起こる集団食中毒がよくニュースになりますが、一般家庭でも食中毒は発生します。
毎年、ひと月に1000人前後、多い時には2000人以上が食中毒になります。
特に体力のない子供とお年寄りは食中毒といえど重症化する可能性がありますので注意が必要です。
今回は食中毒を防ぐための基本対策をご紹介します。
夏にかけて買い物のときも要注意!
スーパーに買い物に出かけたら、知り合いにばったり会ってついつい長話…..
やってしまいがちですがこれからの時期、買い物をした後はすばやく帰宅するように心がけましょう。
ちょっとくらい大丈夫と思っていても思いの他、痛みがはやいのが梅雨どきです。
買い物のときには
- 消費期限を確認する
- 肉や魚など生ものは最後に買う
- 肉や魚などの汁が他の食品に付かないように、分けてビニール袋に入れる
- 肉魚など痛みそうなものは、氷をもらったり、保冷袋を準備しておく
などなど、ちょっとした工夫が食中毒を防ぎます。
家庭での保存方法を確認!
暑い外から帰ってきたら、冷たいものや甘いお菓子をちょこっと食べて休憩したくなりますよね。
しかし、その前に生鮮食品は冷蔵庫や冷凍庫にすばやく入れるようにしましょう。
氷や保冷袋に入れていても、やはり冷蔵庫のほうが鮮度を保てます。
また、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保てているかを定期的に確認することも大切です。
知らない間に温度が適温ではなくなっていたりすると、大丈夫と思って食べたもので食中毒をおこしてしまいますので大変です。
冷蔵庫や冷凍庫への詰め込み過ぎも、冷えを悪くしてしまいます。
レウ蔵庫に7割程度で収まるように買い物の量を調整しましょう。
調理のときも危険?!細心の注意を!
意外に危険なのが、
調理中
です。
この時期は、まな板、包丁など料理道具に菌が繁殖してしまう危険性があります。
生ものを切ったら、面倒くさくてもこまめにまな板と包丁をきれいに洗うようにしましょう。
また、生肉や魚などの汁が、生で食べるサラダや果物にかからないように注意して下さい。
このちょっとしたミスが食中毒につながります。
- 冷凍食品は、使う分だけ解凍し冷凍や解凍を繰り返さない
- 使用後のふきんやタオルはこまめに洗い、熱湯消毒をする
- できるだけ火を通す調理法を選ぶ
- 手をこまめに洗う
当たり前のことのようですが、毎日のこととなるとついついサボりがちになってしまいます。
梅雨から夏にかけては意識して注意するように心がけましょうね。
気温が上がってくるこの時期ぐらいから、ちらほら食中毒が出てくるからきいつけやぁ~
家庭では、ちょっとした工夫で食中毒を防ぐことが出来るから頑張りや!