かってG’zOneという名機があった
ガテン系の先駆け
そんなスマホが発売されていました。
カシオのハードスペックな腕時計シリーズG_SHOCKをモチーフにしたガテン系スマホ、その名も
G’zONE
高い耐水性や防塵製を持つ「G’zONE」はアウトドア派ユーザーから熱い支持を受けていました。
ところがカシオがスマホ事業から撤退してしまい、「G’zONE」は姿を消すことになります。
その後スマホは様々な進化を遂げ、今に至りますが、アウトドア派を満足させるようなタフネスモデルは各社が市場に投入することもなく現在に至ったのです。
ガテン系スマホは意外に需要が多い?
一般的な使用であればタフネスな仕様を満たしたモデルは必要ないかもしれません。
しかしながら、アウトドア派のユーザーにとってハードなスペックを持ったスマホは無くてはならないものです。
また職業や使用環境によっては、通常のスマホでは役に立たない場合もあります。
考えてみれば一般の使用環境においても落下、破損という事故は充分起こりえるわけです。
液晶画面のガラス表面が割れたまま使用している人をたまに見かけます。
強化ガラスのプロテクターなども発売され、好調な売れ行きを記録しているとも耳にします。
タフネスな仕様を満たしたスマホというのは意外と需要が多いのではないでしょうか?
頭打ちのスマホ市場に新たな波?
米国防省の基準をパス
auが最近発表した2014年夏モデルのラインナップについにハードスペックなスマホが登場しました。
京セラ製
TORQUE(トルク) G01
です。
トルクと聞いてピンときた人も多いと思います。
トルクは京セラが米国の大手携帯電話会社に供給し、そのタフネスな仕様から
- 米国内の工事現場
- 警察
- 消防
などのハードな職場で高い人気を獲得しているモデルなのです。
なにしろ米国防省の軍事規格を満たしているのですから、そのタフネスさは折り紙付きです。
30分間にも及ぶ防水試験を筆頭に、何もそこまでしなくてもいいのではないかと思ってしまう徹底的に過酷な条件での試験にパスした性能をもった名機なのです。
米国では業務用として販売されているトルクですが、日本国内ではSIMフリー端末として発売されていました。
国内キャリアとしてはauが初めて取り扱いを開始することになります。
こういうのを待っていた
このような背景を持ったトルクですから、ガテン系スマホの登場を心待ちにしていたユーザーからは早くも
などと発売を歓迎する声が挙がっています。
KDDIの田中孝司社長も
とアピールしているそうです。
様々な機能が若干頭打ち状態になっている感のあるスマホ市場ですが、過酷な使用にも耐えうるという道具の原点に帰ったような、この「ガテン系スマホ」、今後のスマホ市場の流れを変えるほどの魅力を持っているといっても過言ではないでしょう。
「ガテン系スマホ」って初めて聞いたわぁ~
厳しい環境にも強いスマホやし頑丈ってのがええな!