絵本や、アニメなどで有名なムーミン
ご存知ですか?
その愛らしいキャラクターで、いまだに根強いファンが多くいらっしゃいますよね。
直接知らない世代でも、かわいいキャラクターのグッズが好きだという人も多いと思います。
その、ムーミンのテーマパークが、なんと、2015年に、日本でオープンすることになりました!
まだ、建設地は未定だそうですが、2013年12月11日に、来年がムーミンの生みの親である作家トーベ・ヤンソンさんの生誕100年になるのを受けたフィンランド大使館での会見で明らかになりました。
テーマパークの設立のために、金融業のフィンテックグローバル(東京)は、「ムーミン」を主題としたテーマパークを設立することを目的として、当社が50%株主となる合弁会社を設立したそうです。
また、当合弁会社は、Bulls(スウェーデン王国、以下、「Bulls」という。)とムーミンを主題としたテーマパークに関する日本におけるムーミンのキャラクター使用権に関する独占的ライセンス契約を2014年11月20日に締結しております。
東映が日本初公開作品を含む約200点のムーミン原画展を来年4月から年にかけて札幌や東京、広島などで行うことも発表されました。
2月に東京で開かれるイベント「トーキョーノーザンライツフェスティバル2014」では、原作者ヤンソンさんが1971年に来日した際の様子が収められた記録映画も公開されるそうですよ。
ファンの方々は、これから注目していてくださいね。
それでは、ムーミンって、ピンと来ないなぁ~という人や、あらためて見直したい人のために、ちょっとご紹介しましょう。
ムーミンって?
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの『ムーミン・シリーズ』と呼ばれる一連の小説のこと。
合わせて、トーベの末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた『ムーミン漫画(コミックス)』作品の総称と言われています。また、同作品に登場する架空の生物の種族名でもあります。
または、主人公(主要な登場生物)「ムーミントロール」としても呼ばれています。実は、次弟のペル・ウーロフ・ヤンソンもトーベと写真絵本を製作していたりします。
ムーミントロールは妖精と言われていて、風貌はコビトカバに似ています。はっきりと描かれていないけれど体表面には毛が生えており、直立歩行なのです。
ムーミンは種族名なのですが、作中で単に「ムーミン」という場合はほとんど、主人公の男の子のムーミントロールのことを指します。
物語の登場人物(生き物)は、ほぼ妖精ばかりです。
日本では、『ムーミン』は『カルピスまんが劇場』(のちの『世界名作劇場』)でテレビアニメシリーズとして放送されました。
1969年版と1972年版があります。
原作者のトーベは、日本でのキャラクターデザインや、設定が納得できず、幾度もクレームを出されて、いろいろと難しい状況であったと言われています。
1990年にテレスクリーンが制作し、テレビ東京系列で放送された『楽しいムーミン一家』シリーズとは別作品となります。
フィンランドのムーミンのテーマパーク、「ムーミンワールド」
ムーミントロールたちは、フィンランドのどこかにあるとされる妖精たちの住む谷・ムーミン谷(スウェーデン語:Mumindalen)に住んでいるとされています。
ムーミン谷には、東に「おさびし山」がそびえ、その麓から川が流れていて、その川にはムーミンパパの作った橋がかかっています。
その橋の先にムーミン屋敷があり、ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがあります。
・・・そんな、原作そのままの、世界を再現してしまったのが、フィンランドのナーンタリにあるテーマパーク、「ムーミンワールド」なのです。
ムーミンワールドは古都トゥルクから西に約13Km離れた位置になるナーンタリの無人島にあります。なんと、その島がまるごと、ムーミンワールドとなっているんですよ♪
この施設は、原作を忠実に再現した子どもと家族の為のテーマパークです。自然の美しさと、控えめの演出が好評を得ています。日本人観光客が多く、表示は、FIN語、スウェーデン語、ロシア語、英語、日本語の5つとなっていますので、安心して楽しめますね。
島はそのまんまムーミン谷を再現してあるので、森の中には、いろんな建物が点在しています。たのしく、ムーミンの世界を堪能することができるのです。
ただし、6月中旬から8月中旬の2ヶ月間のみオープンとなっているんです。
残りの季節、ムーミン家は冬眠中なんですね♪
日本にも、ムーミンの世界があるんですよ。
埼玉県飯能市にある、あけぼの子どもの森公園は、ムーミン谷をモチーフにしていて、ムーミン屋敷やムーミンに関する資料館「森の家」などがあるんですよ。
知る人ぞ知る!ですね。
本場のムーミンワールドなどを考えると、一体、日本にオープンするムーミンのテーマパークは、どんな施設になるんでしょうね。楽しみです♪
オープンに向けて、ムーミン熱が高まってくること、間違い無しですね!一体、どこに建設されるのか想像するのもよし、ひさしぶりに、アニメを見直してみるのもよし。
オープンまで、たっぷり楽しみましょう。
ムーミンゆうたら小さい頃、オカンに絵本読んでもらったの覚えてるわぁ~
このテーマパーク行ってみたいなぁ~