クラウドサービスのおかげです
ハードディスクから異音が…
ついにパソコンが壊れました。5年ぐらい使用していたWindows機なのですが、ある日何の前触れもなく動かなくなりました。
ハードディスクから
「カチャカチャ」
という音がして、まったく動作しなくなってしまったのです。
パソコンに詳しい人ならば、この症状がどれほど致命的なものであるかわかっていただけると思います。
ダメ元で再起動を試みてみましたが、
「OSが見つからない」
という意味のわからないメッセージが出て二度とWindowsが起動することはありませんでした。
修理を考えましたが、日にちがかかります。特に仕事に支障が出るわけではなかったけれど、Youtubeの視聴など、かなりパソコンに依存している生活を送っている筆者にとって、数週間といえどパソコンがない生活は想像できません。
そこで思い切って買い替えることにしました。
データのバックアップはしていません
筆者はまったくデータのバックアップを行っていませんでした。
ということはハードディスクに保存してあったデータはすべて消えてしまうことになりますが、今回の買い替え、結果としては、ほぼデータを損なわず、新しいパソコンに移行することができたのです。
ひと昔前では考えられないことですが
「クラウドサービス」
のおかげで大切なデータを失うという悲劇を避けることができたのでした。
トラブルに見舞われて実感できるクラウドサービスのメリット
もうハードディスクなんていらない?
クラウドサービス、正式には「クラウドコンピューティングサービス」と呼ぶそうですが、ざっくり解説すると、
のことを指します。
個人向けとしては「Google Drive」や「Yahoo ボックス」などがよく知られています。「クラウドストレージ」とも呼ばれていますね。
「クラウドサービス」の利点は、どこからでもデータにアクセスできることです。
自宅のパソコンで作成した文書を、外出先からスマートフォンやタブレット経由で編集したりできます。
筆者もこのメリットがとても便利だと思い、活用していました。文書など、データのデフォルト保存先を「クラウドサービス」に指定しておくのです。
筆者の使用感では、自分のパソコンのハードディスクに保存するのとまったく同じ感覚で使用できていました。
有料で、保存できる容量を増やしたりするオプションもありますが、筆者は無料の範囲で充分でした。おかげでハードディスクの空き容量はまったく減ることがなく、
「便利な時代が来たものだ」
などと感心していたのです。
そこへ来て、今回のパソコンの故障。「クラウドサービス」がない時代であればパソコン買い替えに伴うデータ移行は本当に面倒でした。
でも「クラウドサービス」のおかげで、データの復元はものの数分で終了してしまったのです。いや、もはや「復元」ですらありません、IDとパスワードを入力してログインすればそれで終わりだったのですから。
というわけで新しいパソコンでこの記事を書いています。たぶんほとんどの人が「クラウドサービス」「クラウドストレージ」をすでに使用していると思いますが、まだの人はぜひこの機会に利用してください。
クラウドサービスは便利だからまさケロンも使ってるよ~。大事なデータは外付けハードディスクとクラウドサービスでダブルバックアップ!便利だから絶対使ったほうがいいと思うけど、機密情報みたいなのはクラウドに置かないように注意!