勉強しなければならないのに、なぜか他のことに気持ちがいってしまって、肝心な勉強は後回し。いつの間にか、なぜか部屋の掃除をしていたり。そんなことありませんか?
そんな時に集中力をアップするための効果的な方法をお教えいたします!一つ一つを個別に実行しても効果はありますが、できれば3つ同時にしていただくと最も効果があります。
気が散ったり、やる気がでないのはどうして?
人間の集中力が途切れたり、やる気が出なかったりするのはなぜか。調べていくうちに分かった事は、人間の集中力というのはどうしても分散してしまうということです。
まずは知りたい集中力のしくみ
下の図を見てください。
人間の集中力と言うのは分散する傾向があります。図のように家事、スマホ、勉強、テレビなど気になることがあると集中力はそれぞれの用事に分散し、なかなか集中力が持続しなかったり、そもそも勉強自体を始めることができません。
ですので、大切なのは、脳が「よそ見」をしないように、以下の図のように、分散した集中力を一つにまとめるすのです。
いったん勉強始めると、気が付けば夜だった、電話が鳴っているのにも気づかずに没頭したいた、なんてことはありませんか?このように人間の集中力はひとつのことに集中し始めると、長い時間、その状態をキープできるのです。この深い集中状態を作ることが、効率的な勉強法です。では、そのためにはどうすれば良いでしょう?
脳の「よそ見」を防止して、とにかく勉強を始めるには
方法1:小さな目標を立てる
例えば英語の勉強をするとします。問題集を見るだけでやる気がなくなってしまいますが、
- 机の上に勉強のセットだけしよう
- 5分だけヒアリングのためのCDを聞こう
- 単語を10個だけ単語帳に書きだそう
そんなふうに目標を小さく設定すると、いつまでも勉強を始められない状態の、良い突破口になります。
そうかなあ?と疑ってられる方は、試しに台所にたまっている洗い物や、部屋の中のものを
「5つだけ」
と決めて片付けてみてください。5つのものを片付け終わる頃には片付けに集中していて、気がつけば最後まで片付けてしまっています。
方法2:目標を紙に書いて、脳にしっかり認知させる。
さらにそれを効果的にするために、紙に書いてください。集中力が途切れそうになるたびに、その紙を見るのです。紙に書く、しかも自分の文字で書くと、脳が反応しやすいそうです。紙に書いて目にすることで脳の「よそ見」をなくすのです。さらに効果的なのは、自分への「ごほうび」追加することです。
[例]
- 単語を10個単語帳に書き出したら、スマホで10分ゲームをしても良い
- テキストを1ページだけ音読したら、お茶をいれておやつにする
などちょっとしたご褒美を付け足すことで、さらにやる気と集中力がアップします!
集中力を持続するために効果的なのは?
勉強を始め、自分でもノッてきたな!と思ったら、その集中力を持続させたいですよね。
方法3:音を遮断し、集中力をキープ!
集中力を持続させるのに最も効果的なのは、周囲の音を遮断することです。
耳栓をするのも良いのですが、もっと効果があるのは、自然な音を聞き続けることです。例えば、
- 波の音
- 川のせせらぎ
- 雨が降る音
- 小鳥の鳴き声
などです。自然の音で気になる雑音をシャットアウトすることで、脳が他のことによそ見しなくなります。ヘッドホンで聞くと、より効果的です。
これらの音源は、インターネットで手軽に聞くことができます。
お勧めのサイト
英語サイトですが、直感で操作できます。使い方の解説の動画もあります。
作業用BGMが作れる「Noisli」の自動ミックスはこんな感じ
もしくは、
- YouTubeで「集中 BGM」で検索
(ただし、つい他の気になる動画を見てしまわないように!) - 自然の音の音源がCDを買う(百均でも売られています。)
まとめ
勉強に集中するためには、
- 小さな目標を立ててとにかく机に座って始める
- それを紙に書いて脳がよそ見しないようにする
- 自然音を聴いて、集中力を深める
です。勉強だけでなく、家事や仕事にも効果的ですよ。
Youtubeの作業用BGMはまさケロンもけっこうお世話になってるよ〜。