プール 夏の話題

夏だけどそのプール綺麗なの!?消毒は体に害はない??

Written by Kai

夏といえば、海、プール、バーベキュー、キャンプ等色々イベントがあると思います。その中で今回注目していきたいのはプールです。みなさんプールは行きますか??夏休みの子供のイベント、市民プール等に付き合っていく方も少なくないと思います。

ですが、そのプールの綺麗さって気になりませんか??

子供や友人と行く楽しいプールなのに、プールの環境が悪くて体調を害してしまってはせっかくの休みが台無しです。室内プールや室外プールはどの程度綺麗に保ってくれているのでしょうか。今回はそのお話です。



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消毒してるって聞くけど本当??

基本的にはプールは『塩素』という成分で消毒されています。

みなさん経験あると思いますが、プールに漂う薬品のような匂いの正体が塩素です。この塩素は水質維持や感染症を防ぐのに効果的で、水中の塩素濃度は厚生労働省が出した決まりがあります。

しっかり守っているところからは感染症の心配はなさそうですが、管理が不十分な不衛生なプールに行くと、プール熱と言われている咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)にかかるリスクがあるといえます。

プール熱(咽頭結膜熱)とは

プール熱の主な症状は

  • 発熱
  • 結膜炎
  • 頭痛

です。

このほかにも

  • 下痢
  • 腹痛

が起きることがあります。

潜伏期間は5~7日ほどで、その後急な発熱等に襲われます。この原因はアデノウイルスといわれるウイルスが体内に侵入したことで起こります。

このアデノウイルスは感染力が非常に強いです。ドアノブや手すり等から感染することもあるくらいなので、塩素の濃度管理が不十分なプールからの感染なんて簡単にされてしまいます。

水の入れ替えはしているのか

毎日水の入れ替えをしていれば清潔さもかなり保てると思います。

しかし学校等にある25Mプールでも一回にかかる水道代が24万円ほどと言われていますので『現実的には不可能』と言えます。

塩素がもたらす体への害

塩素が持つ弱点

塩素は人間の汚れや汗、おしっこ等に反応し悪影響を及ぼす物質を作りだすといわれています。それがクロラミンです。プールに入ると目が痛くなったり、目が充血したりするのはこのクロラミンが原因です。さらにこのクロラミンは喘息等の呼吸器系疾患を引き起こす恐れがあります。

肌がヒリヒリする

塩素によって肌質が弱い人はヒリヒリしてしまったり、長時間の遊泳により肌の脂が落ちて乾燥し痒くなってしまいます。

肌の弱い方などは化粧水等の保湿できるものを持って行くと良いと思います。

アトピー等の方は悪化させてしまう恐れがあるので注意が必要です。

髪がガサガサする

塩素により髪がガサつくことがありますよね。

それは塩素が髪のキューティクルを溶かしてしまっているためです。プールに入った後はしっかりと髪を洗い、リンス等でケアしてあげることが必要です。

もしも飲んでしまったら

楽しく泳いでいると何かの手違いでプールの水を飲んでしまうことがあると思います。しかし余程大量に飲まなければ大丈夫です。

塩素は水道水にも含まれていますし、プールの塩素濃度は水道水の約2倍ほどなので誤って飲んでしまっても問題ないといえます。

しかしこれは水中の塩素濃度が体にどう影響するかの話ですので、大量に人が出入りする市民プール等には同じことは言えないかもしれません。

プール好きの人は諦める

市民プール等は子供も出入りしますし、トイレに行って手を洗わないシャワーを浴びない大人も多数出入りします。マナーを守らない人が多数いる中でいくら塩素で消毒しているとはいえ入りたいと思いません!

塩素にも弱点がありますし、完璧に人への害を防ぐことはできなそうです。

ご覧いただきありがとうございました。

まさケロンのひとこと

プールからでたら「ちゃんと洗う」っていうのがすごい大事だよ!マナーは守ろうね~!

masakeron-oko


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筆者情報

Kai

静岡出身のフリーライターのKaiです。サッカーとapple製品が大好きです。現在は日常の小さな幸せを感じる事に本気を出してます。