鳥取砂丘観光に火を点けている2016年10月の写真をご存知ですか?鏡のような地面を自転車で走る幻想的な一枚の写真がネット上で話題になっています。(写真はこちらのTRAIL ON/Facebookページからご覧ください)
ウユニ塩湖のような場所ですが、実は撮影されたのは日本国内ということに、ネットユーザーは驚きました。
その撮影地こそ鳥取砂丘なのです。
鳥取砂丘は国立公園なので、自転車で走ることは原則できません。しかし、国立公園外のエリアもわずかですが、存在します。
その二ッチな場所をファットバイクで走るアクティビティが、今、鳥取砂丘観光をする人の間で人気です。
ファットバイクとは?
雪道・砂浜も走れる自転車
ファットバイクとは、マウンテンバイクの系統に属するスポーツ自転車のことで、タイヤ幅が普通の自転車二本分もあることを特徴としています。
タイヤ幅が広いため、柔らかい地面を走ってもタイヤが地面に沈みこまず、スムーズに駆け抜けることができます。日本の雪山の道具・カンジキと同じ原理です。
アメリカ発祥なのですが、雪の多い北海道などでは、通勤・通学用に購入する人も現れるほど今人気が高まっています。
日本全国でアクティビティが開発
そもそも雪の多い地域で開発されたファットバイクですが、日本では観光分野での活用が多くなっています。
観光アクティビティの予約サイトで、ファットバイクのカテゴリを見ると、日本全国で観光商品が掲載されており、その人気度がうかがえます。
ゲレンデを駆け降りる爽快なものから、ビーチを涼やかに延々と走るのどかなものまで、レパートリーは様々です。
話題の写真は10月の鳥取砂丘で撮影
冒頭で紹介した話題の写真は、10月の鳥取砂丘でファットバイク・アクティビティを体験した人が撮影したものです。雨が多い鳥取でも、10月は比較的秋晴れが続きます。この時機を狙って鳥取砂丘でファットバイクに乗れば、奇跡の一枚も狙えるかもしれません。
鳥取砂丘のファットバイク・アクティビティ
予約方法・場所・料金・時間
鳥取砂丘観光で注目されているファットバイク・アクティビティは、誤解する人も多いのですが、鳥取砂丘全体を走れるわけではありません。
冒頭で説明したとおり、国立公園に指定されていない限られた場所しか走れません。インストラクターの注意を聞かないと、怒られるどころか、罰金もあり得るので要注意。
予約方法は
WEBから予約します。
日本最大のアクティビティ予約サイト・アソビューを介して予約できます。
集合場所は
鳥取砂丘観光の休憩場所として人気の「砂丘会館」前です。
大きな市営駐車場のすぐ前なので、アクセスはとても便利です。
気になる料金
2017年10月の時点では、1名あたり5,000円とされています。
少し高いと思われるかもしれませんが、予約がほぼ埋まってしまうほどの人気ぶりです。
体験時間は2時間程度となっています。日程は、9時半から12時半から、15時からの3通りです。これは10~2月の日程で、3月~9月はちょっと違うので要注意です。
インスタ映えを狙える!メインコース
かつては、手軽に鳥取砂丘観光の新目玉・ファットバイクを体験できるコースもありましたが、2017年10月時点では、メインコースのみ提供されています。このメインコースで、冒頭で紹介した話題の写真のような一枚を狙うことができます。
鳥取砂丘の斜面を駆け降りた後、波打ち際を走ります。この波打ち際で、インスタ映え写真を狙っちゃいましょう。ツアーガイドさんに頼めば、鳥取砂丘の地形と光の加減を絶妙に取り入れた超絶写真を撮ってくれます。一人で行ってもインスタ映えを狙える嬉しいサービスです。
幻想的でありながら、シンプルな絶景写真は、SNSのヘッダー画像にも使えます。インスタグラマーに限らず、SNSをやっている人は10月の鳥取砂丘観光で、絶景写真を狙ってみましょう。
ファットバイクって走っててショックが少ないのが気持ちいいんだよね~!あれはハマる。