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「頑張れ一分、負けるな一分」一分を信じる者は、時間の覇者となる?

Written by 言祝(kotoho)

もう一分、まだ一分

時は金なり

仕事をして、お金をもらう。これって突き詰めて考えると、時間を売っている、いうことになると思いませんか。

自宅から職場に移動し、仕事をこなし、時間になったら帰宅する。職場にいる間は休憩を除けば、原則、時間はすべて仕事のために使わなければなりません。

仕事が終われば自分の時間は自由に使うことができます。だから私たちは自分の時間の一部を仕事のために使うことで、報酬を得ていることになりますよね。

「時給」という言葉があるぐらいですから、これはそれほど見当外れな考えかたではないでしょう。

会社から信頼されている人、俗にいう「デキる社員」は時間を無駄にしません。

「時は金なり」ということが良く分かっているから、会社に提供する時間が、とても充実している。それが評価につながっているのかもしれません。



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時間は平等

時間は平等に与えられています。一時間の長さが人によって変わるわけではなく、すべて一緒。なのに時間をうまく使いこなしている人と、そうでない人がいます。その差はどこからくるのでしょうか。
それは

「一分の可能性を信じているか、いないか」

の差なのかもしれないのです。

実用的な時間の最小単位といえば「一分」です。さすがに一秒はあっという間に過ぎてしまいますからね。その一分を「長い」と感じるか「短い」と感じるかは、個人差があります。

「もう一分しかない」

「まだ一分ある」

言い換えれば、

「一分なんか信用できない」

「一分の持つ可能性を信じてみよう」

となり、当然のことながら「一分」は自分を信じてくれる人に味方します。その積み重ねが大きな差を生み出すのでしょう。

とはいえ、ほんとうに「一分」を信用していいのでしょうか?

カップめんでさえ出来上がりに三分かかるのです。 

「一分」の持つ可能性とはどのようなものなのでしょうか?

一分を信じ、味方につければ…

意外に有能な「一分」

一分で出来たことを挙げていきます。

  • メガネを拭く
  • 靴の汚れを布で拭く(靴磨きの簡易バージョン)
  • 靴ひもの結びなおし
  • 鏡を使った身だしなみチェック
  • 自販機で缶コーヒーを買う
  • 駅で切符を買う
  • 会社にて、同僚や上司に朝の挨拶
  • 目薬をさす
  • スケジュール表のチェック
  • 新聞の一面の見出しチェック
  • うがい

まだあるのですが、この辺までにしておきます。

意外ですが、ワン・アクションに限定すればけっこういろいろなことができます。

「あと一分しかない」というシチュエーションになった際、「あれも、これも、それも」と欲張らず、最優先事項を一つ決めて行動するのが上手な付き合い方のようです。

一分って結構スキルが高いヤツで、ある程度のことは任せても大丈夫そうですね。

筆者は最寄り駅まで、通常は自転車を使いますが、時々バスに乗ります。

雨の日や、疲れていて自転車が面倒になった時です。

その日も雨が降っていて、バスを利用するつもりでした。ところが時計の見間違いで、バスの時刻ぎりぎりに家を出なければならなくなったのです。

停留場まではどんなに急いでも四分かかります。でも残り三分ぐらいしかありません。

典型的な「あと一分しかない」パターンです。

結果的には間に合いました。停留所についたとき、発車時刻は過ぎていたのですが、雨のため利用客が普段より多かったのでしょう、バスの到着が遅れたのです。

厳密にいえば、これは一分の力ではありません。でも筆者が「あと一分しかないから、もういいや」と諦めていたら、そこで終わりでした。意識していたわけではありませんが、一分を信じたから、良い結果に恵まれたのだと思うのです。

信じることから始めよう

一分を軽く見ないで、信じて任せてみる。たかが一分かもしれませんが、積み重なれば一時間になり、一日になり、一か月、一年と経過したときにかならずメリットを与えてくれることでしょう。
人間だっておなじですよね。

「あいつはできないから任せられない」

という態度で接したら、その通りの結果になってしまいます。

「任せてみよう。だめならまた次の機会がある」

そういう信頼はかならず伝わります。

時間だって同じこと。

「まだ一分もある」

そう考えてみる。きっと期待に応えてくれるはずです。

まさケロンのひとこと

1分ってあっという間だと思うけど、カップラーメンを待ってるときの1分ってすごく長く感じるよね。そのときまさケロンも1分の可能性を感じたんだ。

masakeron-love


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」