以前書いたハンノキの記事
ハンノキは1月から花粉を出しています。花粉対策していますか?
の中で、花粉にはヨーグルトと青魚が効く!とお話しましたが、本当に効くのか気になりますよね。
結論から言うと
効きます。
でも、食べる量や注意点などもあるのです。
そこで今回は、何故ヨーグルトと青魚が花粉症に効くのかを説明するとともに、食べ方も紹介したいと思います。
花粉症にヨーグルトが効く理由
そもそも花粉症というのは、人体の免疫系が花粉に対して過剰に反応してしまうのが原因です。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌には、この過剰に反応してしまう免疫系を抑える働きがあるので、花粉症に効くといわれています。
風邪のウイルスや細菌に対しての免疫が、花粉にも反応するって知っていましたか?
これが原因で、くしゃみや鼻水が出て花粉を体の外へ追い出そうとするのです。
目の場合も、涙によって目に入った花粉を洗い流そうとします。
そもそも、ヨーグルトに含まれる何が花粉に効いているのでしょうか?
それは
乳酸菌です!
この乳酸菌は善玉菌とも言います。
人が持っている免疫系は、この善玉菌にも反応するのです。
そこでヨーグルトが、花粉に過剰反応してしまった免疫系を緩和してくれるというわけです。
なので、ヨーグルトは花粉に効きます。
花粉症に青魚が効く理由
次に、青魚が花粉症に効く理由です。
中性脂肪を減らす働きを持つ「青魚」ですが、花粉症にも効くって本当なんでしょうか?
安心してください。ちゃんと効きます!
ヨーグルトの場合は、乳酸菌が免疫系に反応して花粉症の症状を抑えるというメカニズムでした。
しかし青魚の場合は、アレルギーが発症する原因物質の生成を抑えることにより、花粉症の症状を抑えるのです。
アレルギーがおこる原因物質を抑えるものとは何なんでしょう?
それは
DHAです。
正式名称ドコサヘキサエン酸
皆さん一度は聞いたことがあると思います。
この物質は、
- 脂肪を下げる
- 血液をサラサラに
- 動脈硬化予防
などの効果に加え
花粉症の緩和
にもつながるのです。
万能な物質ですね!
ちなみに、DHAが多く含まれる魚は以下のとおりになります。
- サンマ
- ブリ
- カツオ
- アンコウ
特に、アンコウの肝には多くのDHAが含まれているのです。
用法用量を守って正しくお使いください
薬じゃないんで、そんなに厳しく守る必要はありませんよ。
でも、なんでもやり過ぎというのはダメなのでほどほどに・・・
それでは、食べ方説明に入りたいと思います。
ヨーグルトの場合
かなり昔の話ですが、「とくダネ!」という番組で、一日に200gのヨーグルトを食べると花粉症に効果があると言っていたのを覚えています。
しかし・・・
1日200gって結構面倒くさそうですよね。
市販のヨーグルトで、小さい容器に入っているのが大体100g前後になります。
私は面倒くさがりなんで絶対に続かないです。皆さんの中には、私みたいな人もいると思います。
しかし、皆さん安心してください。
乳酸菌は、ヨーグルトだけに含まれているわけではありません。
飲むヨーグルトでも大丈夫だそうです。
これならば、通学通勤前に「クイッ」と飲むだけで済みますね。
ですが・・・やはり、
継続は力なり
続けなければ意味がありません。
青魚の場合
特に、お寿司やお刺身が花粉症に効くそうです。
刺し身やお寿司を食べるときには、積極的にわさびをつけることをお勧めします。
こうすることにより、鼻詰まりを一時的ではありますが改善することが出来るからです。
ここで注意しなくてはならないのが白身魚です。
白身魚には、免疫機能を正常に保つはたらきがあるため、魚介類はアレルギーの反応を誘発する恐れがあるので注意してください。
そんなに根気を入れずに「細く永く」続けることが大切ですよ!
まさケロンも毎年花粉症で悩まされてるねん。
毎日ティッシュが手放せなく・・・
ヨーグルトと青魚の他にも、トマトとかレンコンなんかも花粉症に効くらしいで!