引越し

引っ越しの挨拶で注意すること!挨拶はいらない?

Written by すずき大和

年度末、転勤や進学などで引っ越しをする人が多い時期になりますね。

地域社会での人とのつながりが希薄になってきている現代、引っ越ししていく時も来た時も、近隣の人たちに挨拶をしない人が随分と増えました。

日々の生活で直接関わることがない人にまで、いちいち挨拶するのは面倒くさい、と感じる人が多いのかもしれません。

とはいえ、挨拶しないことで、地域の中で孤立したり嫌がらせされたりするのは嫌なので、最低限の挨拶はしないとなあ・・・

とも思うのが人間です。

では、そんな最低限の挨拶とは、どんなことをしておけばいいのでしょうか?



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挨拶するなら、互いが気持ちよく生きるための挨拶にしよう

挨拶が面倒くさい?いやいや、挨拶しないから面倒なことになる

世の中、同じ空間で隣接して生きている人間同士が、まったく互いに関係なくいることはまず不可能です。

いざ関わり合いになった時、気持ちよくやり過ごせるか、トラブルになるかは、相互の面識のあるなしで随分違ってきます。

道で会ったとき、軽く会釈すると笑顔で会釈を返してくれる、たったそれだけの関わりでも、お互いのやっていることが目障りに感じられなくなるものです。

本当に嫌なら、挨拶なんてしなくていい

挨拶で一番大事なことは、実はそこの部分の共感です。

挨拶することで、他のことがスムーズに気持ちよく進むようになる、そう思って挨拶を習慣化すると、挨拶することが苦痛ではなくなります。

もし、

近所の人と相互に気持ちよく共存なんてする必要がない、人にどう思われてもいいし、人の嫌なことは無視し通せばいいだけ

と、本気で思うなら、挨拶は面倒な苦役でしかないですから、無理にしなくていいです。

周りを突っぱねることの方が面倒くさくなったら、挨拶することも試してみてください。

どこまでの人にどうやって挨拶すればいい?

出ていく挨拶も忘れずに

今まで住んでいた場所で、例え深く交流するほどのことはなくとも、回覧板の受け渡しや町会費の集金などで、何度か顔を合わせてきた人には、ひとこと

お世話になりました。いついつに引っ越すことになりました

とご挨拶しておきましょう。

特にお隣さんにお知らせしておくことで、引っ越し当日、うるさかったり、搬出車が邪魔になっていることに対する迷惑観も随分和らぐものです。

マンションの人は、管理人さんにお知らせ・ご挨拶をきちんとしておくことで、もしも間違って郵便が旧住所に届いてしまった時も、気持ちよく保管・連絡していただけます。

新居の挨拶は、お騒がせさせてしまう人とお世話になる人

新居の場合、戸建てなら両隣りとお向かい、集合住宅なら両隣りと上下に挨拶するのが基準と言われます。

引っ越し時にお騒がせしてしまう範囲の所に挨拶する、と考えましょう。

立地によってはトラックを停める場所も変わるので、お邪魔になりそうな範囲には行った方がいいですね。

町会や子ども会、マンション自治会などへの入会を求められる所では、班長さんなど、直接会ってお世話になる人に、こちらから先に挨拶しておくほうが、後々ずっと溶け込みやすくなります。

最初にお隣にご挨拶に行った時に、どの範囲の人とお付き合いがあるか、よくお世話になるお宅はどこかなど、聞いてみましょう。

挨拶に持っていくものは邪魔にならないもの

土地によってはしきたりがあるので、それを尊重してください。

一般的には、初めて会う人たちなので、家族構成も好みもわかりませんから、

  • 食べもの
  • タオル
  • 食品用ラップ

など、誰にとっても邪魔にならないものがいいです。

食べものは、すぐ食べるかどうかわからないので、生菓子やお赤飯より、クッキーや乾麺などが無難です。

留守宅への挨拶

アパートやマンションで普段の近所付き合いが全くない所なら、ご挨拶のメモをつけてドアノブにかけておいてもいいでしょう。

戸建てでは、両隣の人と顔を合わせないわけにはいかないし、玄関前や庭の境界などの手入れ時に気を使うことも多いですから、できれば翌日出直してでも、直接顔を見てご挨拶しておきたいところです。

新しい土地での新しい生活、近隣へのご挨拶をスムーズに済ませることで、快適なスタートが切れることをお祈りしております。

まさケロンのひとこと

最近は、ご近所との付き合いをしてない人が多いやんなぁ~
でも、絶対ご近所と仲良くしといたほうがいろいろと得やで!

masakeron-oko


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。