きっかけはネットから
ゲームで同性婚ができない
任天堂米国法人が新作ゲームにおいて、ゲーム内で同性婚ができないことを謝罪し、続編が作られる場合は修正する意向を表明しました。
問題のゲームは日本では昨年4月に発売された
トモダチコレクション 新生活
で、ゲーム内でアバターを作成し、架空の島での生活を楽しむというものです。
現実世界と同様にアバター同士が結婚したり子供を育てることができますが、同性のアバターとは結婚できません。
同ゲームは6月に米国でも発売予定ですが、アリゾナ州の同性愛者の男性が同性婚ができるよう変更する運動をネットを通じて行い、賛成する声が広まっていました。
「現実世界のシミュレーションではない」
これに対し任天堂米国法人は一度コメントを発表しています。
と述べ、変更しない方針を明らかにしました。
これに対し米国内では批判の声が強まっていました。
同性婚
は日本では認知度がきわめて低いものであり、別世界の出来事のようにとらわれがちです。
対して米国では同性婚は一般にも広く認知されている傾向があります。
最近でも女優のジョディ・フォスターさんが女性写真家と結婚したことが話題となっています。
多くの人々を失望させた
見直しを求める声
一回は変更しない方針を打ち出した任天堂米国法人でしたが、その姿勢に対して批判の声が高まっていくことを考慮したようです。
そして、今回の謝罪へと発展していきました。
声明を通じて
と謝罪し、修正については技術的に大幅な修正を伴うため今回は変更不可能としながらも
と表明しています。
続編では修正を
トモダチコレクションの続編が出た場合は同性婚が可能になっているということになります。
当初、任天堂米国法人は
と説明したのですが、修正を望む人々はそれでは納得しませんでした。
たしかにとどのつまりはゲームであり、それほど目くじらをたてる必要はないと考えることもできます。
でも
ゲームであっても同性婚ができないということは極論すればそれは同性愛者に対する差別と言ってもいいのではないでしょうか。
続編では同姓でも結婚できるようになっていることを願います。
世界中には、色々な考えを持ってる人がいるんや。
自分とは違った考えを持つ人の事を、受け付けないって人もいるけど、それじゃ争いが起きる一方やで・・・
世界中の人々がお互いを分かり合って幸せに暮らせる日がきたら良えなぁ~