夏本番、熱中症対策どうしてる
熱中症で倒れる人を見て
今年は冷夏という予想がありましたが、いざ始まってみると冷夏などどこ吹く風、連日きびしい暑さが続いています。
夏はバカンスのシーズン、本来ならアクティブに海や山などに繰り出したいところ。
でもやっかいなのが
熱中症
熱中症が心配で外出に二の足を踏む人もなかにはいるのではないでしょうか?
熱中症とは
イメージとしては体の熱がうまく処理できずこもってしまう状態です。
症状としては
- 頭痛
- 吐き気
- 手足のしびれ
などが代表的です。
軽度なら自分で動くこともできますが、重度になると自分で動くことができなくなったり、意識を失うこともあります。
筆者は屋外で働いています。
夏の暑さは大敵です。
同僚やお客さんが連日医務室に運ばれる姿を目の当たりにしています。
熱中症にかかりやすい人に共通することは、筆者の見た限りでは
頑張りすぎてしまうこと。
ちょっとふらふらするけれど、しっかり水分も取っているし大丈夫だろうとついがんばってしまい、その結果動けなくなってしまうというパターンが圧倒的に多いようです。
あとで話を聞くと
とか
という答えが返ってきます。
という意見すらありました。
油断禁物
このことからわかるように多くの人が熱中症に対して油断している傾向が見られます。
テレビなどで報道されているように熱中症は場合によっては死に至ることもあるおそろしい症状です。
まずは自分もいつ熱中症にかかってもおかしくないという危機感をもつことが大切なのではないでしょうか。
熱中症は老若男女を問わずふりかかってきます。
自分は若いから大丈夫、スポーツをやっているから免疫ができている、その考えが熱中症に付け入る隙を与えます。
いつ熱中症にかかってもおかしくないという考えを前提に予防対策を立てていくことが必要です。
予防方法の大きなカギは2つ
水分補給と休憩
先に筆者は屋外で働いていると書きました。
もう2年近く働いていますが幸いなことに熱中症にかかったことはありません。
筆者が行っている予防法を紹介します。
そのまえに一つだけ頭に入れておいて欲しいことがあります。
参考にしアレンジをしてください。
まず
水分補給
これは基本です。
筆者の経験ですがに水よりもスポーツドリンクの方が効果的です。
最近は熱中症を意識した商品が多数出回っています。
特に塩分を含んだものがおすすめです。
飲む量ですが、人によって異なるようです。
500ミリリットルのペットボトル一本で一日をまかなって問題がない人もいれば、大量に消費する人もいます。
筆者は後者。
一回の休憩でペットボトル一本を飲みきってしまいます。
自分にあった適量を見極めましょう。
次に
休憩をまめにとること
筆者の職場は夏期期間に限り、熱中症予防のために1時間20分ごとに最低15分の休憩が義務づけられています。
筆者の経験上、休憩はきわめて重要です。
おそらくこのおかげで幸いなことにいままで熱中症にかからないですんだといっても過言ではありません。
冷房の効いた涼しい場所で体をクールダウンさせることは熱中症予防には大きな効果をもたらします。
外回りの仕事などをしていると、先方のスケジュールにあわせなくてはならないため定期的な休憩はなかなか難しいとは思うのですが、うまくスケジューリングして体をクールダウンさせましょう。
これができれば、熱中症を制したといっても過言ではありません。
危機感
そしてこれも大切なことなのですが
いつ熱中症にかかってもおかしくない状態であることを認識するのです。
熱中症にかかった人たちの大多数が充分な予防策をとっていました。
そこに落とし穴があったのかも知れません。
油断です
水分をとっていた、クールダウンも定期的に心がけている。
それでも熱中症はおそってくるのです。
充分な対策を立てているのだから熱中症にはならない、だから、いまちょっと頭が重いのだけれど大丈夫なはずだ、という考えで動いてしまうのは軽率といわざるを得ません。
絶対大丈夫はありえない
ということを強く意識しましょう。
日本は四季がはっきりしています。
そのため夏の暑さは際だって厳しいと言えるでしょう。
充分な対策を立てて夏を乗り切りましょう。
何事も、絶対ってことは無いんやで!
熱中症も、対策をしてるから絶対にかからへんってことはないんや。
ちょっとでも、体調に違和感を感じたら休憩しいや!