寒さも厳しくなり、本格的な冬の到来ですね。
この季節の足下のおしゃれと言ったら、なんといっても「ブーツ」ですよね。
中でも、暖かく、かわいらしい注目のアイテム、「ムートンブーツ」は、年齢問わず大人気です。
さて、このムートンブーツについて、ご紹介しましょう。
ムートンブーツとは?
ムートンブーツとは、その名前の通りムートン(羊の毛皮)でできたブーツのことです。
ブーツの特長としては、柔らかく弾力のある風合いで内側はたっぷりにファーで仕上げた、とても暖かなものです。
ムートンブーツは、2003年後半あたりからセレブたちの間で少しずつ流行していったようです。有名な100%天然オーストラリア高級ムートンのUggブーツは、オーストラリアでは1930年代から広がっていったそう。
このブーツは、ここ数年で日本でも本格的にブレイクしており、ショップには必ず置いてある、秋冬シーズンの定番の仲間入りをしています。
日本でのブームに火をつけたのは、やはり、海外セレブたちのファッションでしょう。
ビヨンセやチャイナ・チャウ、ビーナス・ウィリアムスそしてキンバリー・スチュワートといったセレブたちが、すてきなコーディネイトをメディアで見せてくれていますよね。
そこから、日本のモデルや芸能人、そして、流行に敏感な若い女性たちに広がっていきました。
ムートンブーツを、ミニスカートとハイソックスにあわせたり、フェミニンなワンピースにあわせたり、かわいいファッションにもかかせない存在となっています。
そして、最近は夏でもブーツを履いている若いひとたちを見かけますよね。
自由にセレクトして、コーディネートを楽しんでいるようです。
ムートンブーツのデザインもいろいろあります。
定番は、かかとのない長靴のような形のブーツです。
最近はバリエーションも増えて、ヒールがついていたりと、ちよっとオシャレな雰囲気のブーツもあるようです。
オシャレさを追求したものになると、レザーとのコンビネーションや、リングベルトなど、都会的でシャープなディティールがポイントになっているムートンブーツもあります。
ですが、一般的なムートンブーツといえば、見た目にも暖かそうで、やはり、洗練されているというよりも愛嬌があって可愛いイメージがありますよね。
ムートンブーツの2大ブランド、UGGとEMU
オーストラリアを代表するシープスキンブーツブランドといえば、「UGG」です。
【UGG AUSTRALIA(アグ オーストラリア)】はサーファーのブライアン・スミス氏が、オーストラリアとニュージーランドのビーチで職人たちが縫っていた「シープスキン」をアメリカに持ち帰ったことが始まりと言われています。
当初、ニューヨークの街頭で販売したときは、さほど評判にならなかったらしいのですが、その後、カリフォルニアで、同様のシープスキンブーツを履いているサーファーたちを見て、絶対に売れると確信して本格的に販売を始めたそうです。
今ではサーファーのみならず、様々な人々が認めるシープスキンフットウエアの世界的なリーディングブランドになりました。
もともとUGGとは、高品質な羊の毛皮を使ったブーツ全体を指す総称だそうです。
読み方は「アグ」です。
ずばぬけた通気性と保温性、さらに履き心地の良さ、その上、見た目の可愛らしさも相まって、大人気アイテムになりました。
特にパリス・ヒルトンなどの海外セレブが注目してからは、とても入手困難なアイテムになっているそうです。
ずん胴型のブーツは総称してUGG(アグ)ブーツと呼ばれたりと、UGGのデザインを基本とされていますが、その中でもEMU(エミュー)というブランドのブーツはとっても人気が高いようです。
EMU(エミュー)は元々、UGGの製造を行っていた会社がたちあげたブランドだそう。
ですから品質はUGGにひけをとりません。
この二つのブランドのブーツの最大の違いはソールだそうです。UGGのソールは比較的軽くて柔らかく、EMUのソールは丈夫で型崩れせず長持ちしますが、その分重いといわれています。
EMUならではの特長もあります。
内側のボアはmicron20というemu社が特許を取得している素材で、UGGのボアよりも保温性が高く、それでいて蒸れないという素晴らしい素材が使われているそうです。
おすすめの色
いろいろな色合いがそろっています。
淡いカラー系
淡いカラー系では、サンド、チェスナット、マッシュルーム、チャコールなど。
濃いカラー系
濃いカラー系では、ブラック、チョコレート、インディゴがあります。
カラフルなもの
そしてカラフルなものでは、ラスト、ローズ、コバルト、ベリー、セイジなんていうのも。
合わせやすいのは、淡い色と濃い色ですよね。
特にダーク系は何にでも合わせられて、濃い色のコートなどが多い寒い時期に一番重宝すると思います。
ところでムートンブーツのカラーとして世界的に人気があるのは、クリーム色の系統だそうですよ。
最近のムートンブーツ市場
このごろでは、お手入れが簡単で価格もリーズナブルなフェイクムートンのブーツが出回っています。あたたかさなどは、本物にはまったくかないませんが、利点もたくさんありますよ♪
まず、本物のムートン(毛皮)と違って、軽くて雨にぬれても大丈夫です。汚れてもクリーニング等で簡単に手入れが出来ます。
なんと言っても、その求めやすい価格が一番の魅力かもしれません。お手頃に、ファッションを楽しみたい・・・なんて方には、よいかもしれませんね。
そうそう、UGGとEMU以外で、もうひとつ、最近の注目ブランドをご紹介しましょう。アメリカのブランドのMINNETONKA(ミネトンカ)です。
インディアンぽいデザインのモカシンが有名ですが、ローファータイプで内側がシープスキンになっているモノが注目です。
一品ずつ職人さんが手作りしていて質もよく、デザインもかわいらしい、そして、比較的リーズナブルなのも魅力です。
ムートンブーツは通販やオークションでも購入できて、激安で扱っているところもあります。いろいろ検討してみてくださいね。
女性はもちろん、男性もすてきに履きこなせるムートンブーツ。いかがでしたでしょうか。
この冬、ぜひ、お気に入りの一足を見つけてくださいね。
ムートンブーツかぁ~
最近流行ってるな!
雨にぬれてええやつやったらいつでもはけるから便利やねぇ~