往復はがきは現役
様々なシーンで利用されている
メールなどのコミュニケーションツールが発達、普及している現代でも年賀状に代表されるように郵便はがきは廃れることなく、利用され続けています。
たとえば喪中はがき。さすがにメールやLINEで喪中の連絡を行う人はいないでしょう。
年賀状も最盛期に比べれば利用者は減少しているようですが、日本の新年のあいさつとしては欠かせないものです。
そんなアナログながらも頑張っている郵便はがきですが、そのなかでも往復はがきはいまだ現役です。
イベントの観覧応募や同窓会の出欠確認など様々な用途でいまも利用されています。
返信は「折る?」「切り離す?」
そこで気になるのが、受け取った往復はがきの返信方法です。
方法としては2通り考えられます。
皆さんならどうしますか?
これは間違えると相手に届かなくなる可能性をはらんでおり、正しい返信方法を把握しておかなければなりません。
筆者はむかし、往復はがきで返信するときは、切り離さずに返信側が表になるよう折り直して投函する方法が正しいと何かの本で読んだ記憶があるのですが、果たしてこれが正解なのでしょうか?
たとえば結婚式の出欠確認のための返信であれば「切り離す」というのはちょっと縁起が悪いですよね、だから折り直して送るというのは正しい気がするのですが、実際はどうなのでしょう。
『切り離す』が正しい
調べてみたところ、往復はがきで返信するときは
『切り離す』のが正しい
とのことでした。
たしかに同窓会や結婚式の出欠確認のための返信であれば、往信側に会場や日時などの情報が記載されていることが多いですよね。
折り直して送ってしまったら、その情報が手元に残りません。
真偽は定かではありませんが、切らずに返信したばあい、郵便局によってはわざわざ切り離してくれる、という情報もありましたが、やはり自分で切り離した方が無難なようです。
往復はがきを出す際にも注意が必要
自分が相手に往復はがきを出し返信をもらう立場の場合も注意が必要です。
郵便局にもよるそうですが往復はがきを買うと、折られていない状態のものを渡されることがあります。
この場合は住所などを記載し、いざ投函する際は必ず折りましょう。
そうでないと往復はがきとして扱ってもらえないそうです。場合によっては郵便局から「はがきを折りにきて欲しい」と連絡を受けることもあるそうですよ。
なんで郵便局で折ってくれないのだろうと不思議に思います。
はがきを折るだけなのに呼び出されるなんてちょっと理不尽に感じますよね。
これってたぶん、第三者が郵便物を改竄(かいざん)してはいけないなどという法律があるのだと筆者は考えます。
はがきを折るという行為も厳密には「改竄(かいざん)」に該当するため、差出人本人が作業をしなければならないのでしょう。
往復はがきで返信するときは『切り離す』のが正しい!覚えておくよ〜。