片思いの誰かの顔を思い浮かべながらチョコを選ぶ人や、職場で配る義理チョコを選ぶとき、ふと思いませんか?世界中で食べられない子どもたちがいるのに、こんなのぜいたくじゃないか?
考えても答えが出るわけではありません。ですが、災害の復興や、学校へ通えない子供たちへの慈善活動の活動費になるとしたら、あなたのバレンタインの買い物も、また違ったものに思えてくるかもしれません。
今回は、「バレンタインでチャリティ、慈善活動に参加できる方法」をご紹介したいと思います。
東北震災復興チャリティ
復興デパートメント
これからもこの故郷で生きていく。その想いを持つ人たちが集い、ひとつのプロジェクトが立ち上がりました。東北の息吹を感じる想いのこもった様々な商品を紹介していく、「復興デパートメント」プロジェクトです。
東北の農作物や海産物、伝統工芸品、スイーツなどをインターネット上で販売されています。不安なのが放射線物質ですが、店舗をストア側で厚生労働省の注意喚起に基づいて商品を製造、出荷しているそうで、食の安全にも気遣っているようです。
スイーツ・洋菓子のコーナーには、おいしそうなチョコレートケーキやロールケーキ、東北のゆるキャラを模したチョコレートなど盛りだくさんです!
大槌刺し子プロジェクト
岩手県上閉伊郡大槌町の刺し子ししゅうのプロジェクトです。仮設住宅で暮らしたり、仕事を失ったりした女性たちが、ひと針ひと針を手縫いで作った大槌刺し子のカードケースなどを販売しています。チョコレートに添えるギフトにおすすめです。
デザインも良く、トートバッグなど、個人的に真剣に購入を検討する商品がたくさんありました。
国際協力NGO(非政府組織)やフェア・トレードのチョコレート
あげたつもり&お返しの代わり「チョコ募金」
ACE(エース)は、インドとアフリカ・ガーナで子どもを支援している国際協力NGO(非政府組織)は、義理チョコをあげる、義理チョコを返す出費をそのまま寄付をしてしまおう!という試みを提案しています。
お勤め先で相談して、今まで義理チョコにかけていたお金を、児童労働の問題を抱えるガーナに寄付しませんか、と提案してみましょう!
フェア・トレードのチョコレート
また、ACE(エース)のサイトではフェア・トレードのチョコレートも取り扱っています。
パッケージがかわいらしい手描きのイラストのものや、てんとう虫の形をしたものが販売されています。これを義理チョコとして配ってもいいですね!
製菓メーカーのキャンペーン商品
森永製菓「1チョコ for 1スマイル」キャンペーン
森永チョコレートは、カカオの国の子どもたちを応援します。キャンペーン期間の森永チョコレート 1 個につき 1 円を「カカオの国の子どもたち」へ
期間は2016年1月15日から2月14日です。手作りチョコを作られるかたは、森永の板チョコを使うと、1個につき、1円の寄付になります。(※開催期間にご注意ください)
六花亭×AAR Japanのチャリティチョコレート
チョコレートの純益(約200円)は、紛争により故郷を失ったシリア難民の家族や、エイズで親を失った子どもたちなど、AARが活動する世界16ヵ国で困難な状況にある方々のために活用されます。
AAR Japan[難民を助ける会]と、バターサンドでおなじみの北海道の銘菓店・六花亭製菓株式会社のコラボ商品です。
2011年から、秋冬限定で継続して販売されています。パッケージは絵本『地雷ではなく花をください』の絵を用いたかわいらしいく、メッセージ性の強いものになっています。
お値段はカラフルマンスという薄く口どけのよいお菓子の18枚入りが、550円からと、お値段もお手頃です!
いかがでしたか?これらの団体以外にも、フェア・トレードや震災復興の期間限定ショップはたくさんあります!お近くで、ぜひ一度探してみてくださいね!
チョコ募金はこれみんなが乗っかればすんごいことになる気がするよ!乗っかろ!