ダイエットしている時の大敵が、夜の空腹感。眠気で判断力が鈍ってしまうと食べてしまったり、逆に空腹感で眠れないので食べてしまったり。
夜の空腹感を乗り切ることが、ダイエット成功のカギといえるのかもしれません。
今回はどうしても夜の空腹感を
「耐えられない!」
という人のために、それじゃあいっそのこと食べてしまいなさいよ、という大胆な方法を提案したいと思います。
「え、食べていいの?」
と思われるかもしれませんが、読んでみれば納得していただけると思います。シンプルで簡単なだけでなく、安価にすませる嬉しい方法となっています。
野菜をもりもり食べよう
野菜ならいくら食べても低カロリー
低カロリーな「野菜」をもりもり食べてお腹を膨らませましょう。
仮に、キャベツを1玉食べたとしても276キロカロリー。とはいえ、1玉を食べられる人はごく少数でしょうから、半玉くらいが現実的なところです。そうすると、だいたい140カロリー。
これはご飯一杯分のカロリーのおよそ半分です。まして、夜食の定番ポテチだと一袋で400カロリーくらいはありますが、その4分の1。
ちなみに140カロリーを消費するのに必要な運動量は30分ほどのウォーキングです。
ただし豆類はNG
野菜類なら低カロリーといっても、「豆類は避けた方がよい」でしょう。栄養価が高いぶん、カロリーもたっぷりと入っているからです。例えば、大豆は100グラムで400カロリーもあります。
満腹感の演出にオススメ野菜
どっさり感のあるキャベツ
野菜が低カロリーであることを示すための例として、キャベツを挙げましたが、低カロリーなだけでなく、
「あー食べたなぁ」
という感覚を演出するうえでも、キャベツはおすすめ。
試しに、半玉を刻んでお皿に盛ってみてください。山盛りてんこもりの印象を受けるはずです。
歯ごたえが満腹中枢を刺激するニンジン
噛めば噛むほど、満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるようになります。そこで、ボリボリとニンジンのスティックを食べて見てはいかがでしょう。
また、ニンジンの赤い色素に含まれているカロチンは「美肌効果も大」。ダイエットの時は、ついつい栄養価が不足気味になって、お肌のコンディションが悪くなってしまいがちですが、そんな悩みにも応えてくれる食材です。
みずみずしさでお腹いっぱいになるダイコン
ナマで食べる印象はあまり無いかもしれませんが、ダイコンはナマで食べても、爽やかな味わいで、食べたいものを食べられないでイライラしているダイエット中の気分をふっとばしてくれますよ。
また、水分も豊富に含んでいるので、「カロリーゼロの要素で満腹感」を演出してくれます。食物繊維もたっぷりなので、ダイエットには強い味方です。
味付けのバリエーション
塩
シンプルイズベスト。ぱっぱと粗塩を振って、かき混ぜましょう。刻んだ野菜をビニール袋に塩と一緒にいれてもみほぐすのも、まんべんなく塩が混ざるのでおすすめです。
塩分の取り過ぎには要注意ですが、塩分を摂取すると、水を飲みたくなります。そうすると、自然と多くの水を摂取することになるので、「新陳代謝が向上」してダイエット効果の期待大です。
味噌
これも大体の家庭にある食材なのでお手軽に使えます。味噌がオススメ理由のひとつとしては、
「大豆ペプチドが豊富に含まれている」
ということがあります。
この大豆ペプチドは腸内環境を整える効果があります。そのため、腸内を綺麗にしてくれ、ダイエットを促進してくれる結果を期待できます。
どこの家庭にでもある野菜と調味料だけで、夜の空腹をしのぐ方法として、がっつり野菜を食べる方法を提案しました。
「野菜じゃない!肉が食べたいんだ!」
という人もいるかもしれませんが、ウサギになった気分で、無心に野菜を口にいれモグモグしていれば、自然と食欲はおさまってきますよ。
食欲を抑えるのってすっごく難しいことだと思うんだよね。野菜を食べてお腹いっぱいになっちゃえば、お肉食べたい気持ちも我慢できたよ!