「行きつけのバー」
って言葉の響きってなんかカッコイイですよね。なので、飲み会の2次会の店探しに困ったときに、
「行きつけのバーに行ってみる?」
とさらりと言える人はとてもカッコイイです。
もっといえば、行きつけのバーがあるということは、
- 「お洒落」なイメージだったり、
- きちんとお店に通う「義理堅い」イメージだったり、
ビジネスをするうえでのポジティブなイメージをあなたに与えてくれることでしょう。
そこで、今回は無粋な失敗をせずに、「行きつけのバー」をつくるうえでの鉄則を紹介したいと思います。
1. 飲む数は2杯以上
お店の人と顔なじみになってきたら、1杯だけというのもありですが、基本的に飲むときには2杯以上飲んだ方が、打ち解けた関係をマスターと作れるでしょう。
単純な売上げの問題ではありません。あなた1人の売上げでセコセコするようなお店はとっくに潰れています。
大事なのは心の問題です。1杯だけだと、必然的に、すぐに帰ってしまうことになります。そうすると、マスターは、
「お店のことを気に入ってもらえなかったかな・・・・・・」
と気になってしまうのです。
だから、最初のうちは、2杯以上頼んで、ゆっくり時間を過ごし、
「このお店を気に入っているよ」
という態度を示しましょう。
2. 店ごとに飲み方のスタイルを決める
行きつけのお店では、
- 「ウイスキーをストレートで飲む」
- 「ラムベースのカクテルを頼む」
- 「薬草系リキュールをロックで飲む」
など、決まったスタイルをもっておくとよいでしょう。
そうすると、
「ああ、シカジカな飲み方をする人だ」
とマスターに覚えてもらいやすくなるだけでなく、
「ストレートで飲むのに良いウイスキー入りましたよ」
など、あなたのための情報を、マスターがあなたにくれるようになります。
そうした情報をくれるようになったとしたら、しめたものです。例えば、誰かと一緒にバーに行ったときに、そっと情報をくれたら、「ああ、この人はお酒詳しい人なんだな」と尊敬されること間違いなしですよ。
3. マスターを名前で呼ぶ
お店に初めて入ったときに、マスターの名前を聞いておくといいでしょう。そして、
「○○さん」
と丁寧に、名前で呼ぶようにしましょう。
ひとは自分の名前を呼ばれると親しみを覚えて、相手の名前も覚えてくれるものです。したがって、マスターの名前を呼ぶようにすることで、あなたの名前も覚えてもらえるのです。
また、「マスター」と半分呼び捨てにするよりは、「○○さん」と丁寧に接した方が、傍で聞いている人も爽やかな気持になります。
4. 隣のお客さんと仲良くなる
これは上級テクニックですが、隣のお客さんと話すのが得意になれば、お店の人に好きになってもらいやすくなるでしょう。
というのも、隣のお客さんと仲良くしてくれるお客さんは、マスター側からすると、
『安心できるから』
です。まして、勝手に盛り上げてくれる人だったら、言い方は悪いですが、ちょっと気を抜けるお客さんだからです。
マスターも人間です。ずっと気を張り詰めっぱなしというわけにはいきません。あなたがその緊張の糸を緩める人になっておけば、お店に入ったときに、マスターが心からの満面の笑みであなたを迎えてくれるようになりますよ。
4つの鉄則いかがでしたでしょうか。私は行きつけのバーが5軒ほどありますが、どういう経緯で行きつけになったのかということを振り返りながら書いてみました。
最初にも書きましたが、行きつけのバーがあると、何かと便利ですし、人から尊敬されます。何軒も行きつけをもつと、それはそれで大変ですが、大人なら、確実なお店を、行きつけとして確保しておきたいものですね。
まずはいろんなところに行ってみて、その場その場のいいところ探しなんてのもいいかもだね~。