忙しいなかで一人暮らしをしていると、ついつい外食や買ってきたもので済ませてしまいます。それは様々な理由でよくありません。
まず浪費のもとです。外食や買ってきたものは割高なだけでなく、余計なものを買ってしまうきっかけになります。
次に高カロリーです。味付けが濃くなっているのに気が付きませんか?それになれてしまうと、あっという間に太りますよ。
そして気持ちの問題。買ってきたものですませるよりも、自分でしっかりつくって食べたほうが、自分に自信をもてるのです。
とはいえ、料理をあまりしたことがない人が、いきなり料理をつくるのは無謀というもの。そこで、時たま無性にたべたくなる親子丼を15分でつくる方法を今回紹介します。
驚くほど簡単な親子丼の作り方
3ステップで完成
たったの3ステップでつくることができます。
- 鶏肉を10分、麺つゆにつけこむ。
- その間に玉ねぎとえのきを切り、軽く炒める。
- 麺つゆごと鶏肉を煮て、そこに玉ねぎ・えのきを加え、火が通ったら、とき卵をくわえる。
量をはかる必要一切なし
料理を慣れていない人にとって面倒くさいのが、
「どの程度の量が必要なの?」
ということです。料理のレシピは設計図のようなものなので、特に調味料ははからないと、とんでもない味になってしまいます。
今回の料理のミソは麺つゆをつかっているというところ。麺つゆは出汁としてすぐに使えるように味を整えられています。ですので、ざっくりとした分量で構わないのです。
ちなみに、卵は1個で十分ですし、鶏肉・玉ねぎ・えのきの分量も、テキトーで大丈夫です。料理は緻密にやるべきところ以外は、ざっくりやってしまってよいものなのです。
お手軽バリエーション
焼き鳥を活用
鶏肉を切るのが嫌だという究極のめんどうくさがりもいることでしょう。気持ちはわかります。お肉を切ったあと、まな板をしっかり洗わないといけなかったり、切る時のあのブニョブニョした感触は苦手な人には苦手だったりしますよね。
そういう人は、
「焼き鳥」
を買ってきて、ばらして鶏肉として使用しましょう。この場合、麺つゆに漬け込んだり、火が通るまで煮込んだりする手間が省けるので、それこそ5分で親子丼をつくれてしまいます。
鶏肉の代用品
丼ものを食べたいけれども体重が気になるという方は、鶏肉をちくわにかえて、親子丼をつくりましょう。この場合も、包丁を使うのが面倒くさかったら、手でざっくりちぎっていれてしまってかまいません。
「ちくわじゃ物足りないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、卵と一緒に煮込めば、しっかりと味がついてくれるもので、意外と食べごたえがあります。豆腐ハンバーグが本当のお肉のように感じられるのと同じ理屈です。
ただ、鶏肉の代用品にちくわを使う場合は、ちゃんと麺つゆにつけこんでくださいね。
食卓に彩りを
鶏肉の代わりに
「カニカマ」
を入れてみると、ぱっと見た目が華やかになります。ちょっと中華料理のような見た目にかわります。
カニカマを使う場合も、麺つゆに漬け込む一手間は必要ですが、包丁をつかう手間がありません。また、ちくわよりも風味がしっかりしているので、濃い味が好きな人には、ちくわよりもカニカマの方がおすすめかもしれません。
カニカマは、鶏肉の代用としてだけでなく、プラスアルファとして使って、簡単親子丼を少し豪華にするというのも一手ですよ。
こんなに簡単に親子丼ができるなんて驚きましたか?麺つゆをつかうだけで、意外なほど、甘さと塩辛さのバランスがとれた親子丼が完成するのです。ほんの15分だけ時間をつくって、自分で食べるものは自分でつくり、每日のなかで自信を養いませんか?
細かいこと気にしないでバババッと作れちゃう料理、いいよね〜。