今どきの冷凍食品はだいぶ発達してきました。下手に料理するよりも、冷凍食品をそのままつかったほうが美味しい場合もあるくらいです。とある飲食店で聞いた話によると、しれっと冷凍食品をメニューで出しているときもあるというくらいです。
とはいえ、主婦の方は、冷凍食品をそのまま食卓に出すのは、いかにも自分の仕事をサボっているような感じがして、罪悪感があることも少なくないはず。
そこで今回は冷凍食品のなかでも、人気のある中華まんに一手間加える方法を2つ紹介します。
冷凍食品を上手に活用しよう
冷凍食品をそのままは家族からのブーイングのもと
主婦業には休みがありません。とはいえ気分が乗らない日もあります。そんな時は、料理も手抜きもしたくなるはずです。ちゃっちゃと作れるものでも作る気が起きないこともありますよね。
とはいえ、そんなときに冷凍食品をそのまま食卓に出したら、お弁当ならまだしも、家族からのブーイングのもとになってしまいます。また、露骨にブーイングされなくても、
「これって冷凍食品だよね」
という一言だけでも、罪悪感を煽られしまいます。
みんなに人気の中華まんを活用しよう
近頃の冷凍の中華まんはかなり進化してきました。中の具材もですし、そとの生地のモッチリ感もなかなかバカにできません。また、中華まんは子どもにも人気です。レンジでチンするだけなので、昼食のときなどに、しれっとそのまま出している方もいたのではないでしょうか。
そこに一手間を加えれば、なんと夕食でも通用するような、お手軽料理に早変わりしてしまうのです。
ぎょうざ風肉まん
たった一手間加えるだけ
冷凍の肉まんをレンジでチンした後に、その両面をフライパンで焼いてみてください。香ばしさが引き立ち、微妙にカリッとした感じが、いかにもぎょうざのような雰囲気を醸し出してくれます。しかも、冷凍食品の特性なのか、カリッと感は、誰でも簡単に出すことができます。
ただ単に一手間加えただけでなく、
「今日は肉まんをぎょうざ風にアレンジしてみました」
という一言で、日々の料理に頭を悩ませている様子を演出してみましょう。
タレで演出
タレを用いることで、さらにぎょうざのような味わいを演出することができます。タレを作るのにも手間は必要ありません。ただ単にからし醤油を用意するだけです。肉のうま味をぴりっとした辛子が引き立ててくれますよ。
揚げパン風肉まん
少し手間をかけて立派な一品
ぎょうざ風肉まんよりも手間がかかりますが、よりいっそう手間をかけた感を演出できる一品です。とはいえ、作り方は超簡単。
- 小麦粉に水を加えて、肉まんを付けられるかさにする。
- 解凍した肉まんを、①につけて、パン粉をまぶす
- 1センチくらいの深さの油で揚げ焼きにする。
油を使うので少々面倒くさいですが、パチパチと油を使っている音は、いかにも料理をしている様子が家族に伝わって良いのではないでしょうか。
カレーまんを使えばカレーパンになる
前の項目では肉まんを使いましたが、カレーまんを使えば簡単にカレーパンを作ることができます。カレーパンというと買ってくるもの、すなわち売るほど手間のかかるもの、というイメージがあるので、料理に手間をかけている感じを演出することができます。子どもの受けもきっといいはずですよ。
今回は中華まんをつかったレシピを2つ紹介しました。冷凍食品はセールにもなりやすいのが特徴です。また業務用スーパーなどにいけば、安く大量に手に入ります。安い食材で、手間をかけずに、美味しい料理をつくって、スマートに家事をこなしていきましょう。
最近の冷凍食品って完成度が高いから、ちょっとアレンジするだけですごく美味しくなるんだよね。お店の味を超えられるかも?