次の1月1日には、鳥取砂丘観光に出向いて、初日の出はいかがですか?
近くには神秘的なパワースポット神社・お種弁財天があるので、初詣もばっちりです。
鳥取砂丘の初日の出ってどうなの?
極上の太陽パワーを360°から感じられる
鳥取砂丘の真ん中まで出れば、太陽の光を遮るものは何もありません。光を放つ人工物も一切ありません。
いわば360°から極上の太陽パワーを堪能できる自然アトラクションなのです。
同じ条件を求めれば、山頂に登る必要があります。
しかし、大晦日も楽しみたいし、初日の出だって最高級のものをという人には、手軽に行けてしまう鳥取砂丘が初日の出にはうってつけのスポットなのです。
足跡の無い“風紋”の陰影が美しい
やや風が強い日には、鳥取砂丘には“風紋”と呼ばれる不思議な紋様が現れます。まるで鳥取砂丘がせせらいでいるかのような美しさです。
しかし、せっかくの美しい“風紋”も観光客に踏み荒らされて、本当の美しさをまだ見たことは無い人がほとんどなのではないでしょうか。
朝日に縁どられた“風紋”は、浮世の憂さを忘れ去らせてくれることは必定です。
初日の出を見るなら“馬の背”から!
それでは初日の出を見るのなら、どこからが良いのでしょうか。
それはやっぱり、鳥取砂丘のなかでも最も標高の高い“馬の背”と呼ばれる場所からでしょう。
“馬の背”から山の方をみると、山が燃えるようにゆっくりと色づき、やがて鳥取砂丘の峰に光を届けてくれます。
通常の初日の出から、15分も遅れて出てくるというのが、ひとつのアトラクションポイント。年に一度きりの初日の出を、じっくりと噛みしめ、新年に向けて精神統一したい人には嬉しいですね。
お種弁財天とは?
5万年前の火山がつくった中国地方一深い池
お種弁財天は、世界ジオパークの一部でもある「多鯰ヶ池(たねがいけ)」のほとりにあります。
5万年前の火山の噴火によって積もった火山灰が、水を通さない水底をつくりました。それからずっと水が枯れることなく湛えられているのですから大自然のロマンを感じさせてくれます。さすが、ユネスコが認定している世界ジオパークの一部といったところでしょう。
深さは中国地方一です。非常に多くの生き物が住む栄養たっぷりの池でありながら、およそ3m下まで見通せる透明度を誇っています。
美しい女神様が祀られている
お種弁財天に祀られているのは、「蛇の女神様」です。
多鯰ヶ池には数多くの伝説が残っており、多くに共通しているのは心優しく美しい娘が関わっているポイント。
心優しい女神様、しかもお金の神様・弁財天の化身だというのですから、女子の気持ちにぴったり応えてくれるパワースポットということがうかがえます。
鳥取砂丘から歩いて行ける
お種弁財天には、鳥取砂丘から歩いて行けるのが、観光客には嬉しいところ。
鳥取砂丘を、市営駐車場の出口から出て、砂の美術館の方にくだっていき、交差点に差し掛かれば、もうすぐそば。
案内表示もされているので、すぐにわかるはずです。
お種弁財天の面白いところは、階段を登るのではなく、下って向かうというところ。
このちぐはぐな感じが、このパワースポットが神秘的な雰囲気を醸している理由の一つでしょう。
鳥取砂丘の初日の出から、鳥取砂丘のそばのお種弁財天で初詣、なんていうのは鳥取県民もなかなか体験したことがないほどの贅沢コースです。鳥取砂丘のそばには、いくつかの宿泊施設もありますので、今年の1月に向けて鳥取砂丘観光の計画を始めてみてはいかがでしょう?
鳥取砂丘馬の背から見る初日の出はものすごい感動がありそうだな~行ってみたい!