年度末、卒業式のシーズンです。
来月に入れば、今度はすぐに入園式・入学式を迎えますね。
新入生のいる家庭では、何かと物入りの年度の変わり目でしょう。
内祝いに
- 祝儀袋
- 図書カード
- スーツや文具
- ランドセル
など、身内からのプレゼントがあると、随分と準備の足しになることも多く、もらうほうには有難いお祝いです。
内祝いとは、親戚との付き合いの深さや地域性などにより、誰のお祝いまでは出すべきか、考え方が違ってきます。
あげなくてもいいのではないか、と思えるけれど、先方や周囲はくれるものと期待しているような場合、なんだか純粋に祝福してあげる気持ちになれないなぁ・・・
という人もいるようです。
子どもがいない人はあげるばっかりでいいのか?
子どものお祝いは一般的に内祝い、つまり子どもや弟妹、甥姪や孫にあげるものです。
親しい友人がお祝いを期待してきた時
と断っても失礼ではありません。
逆にいうと身内の場合、あまりソリが合わない親戚でも、慣習であげないといけない人もいるわけです。
ずっと独身の兄弟とか、子どもを持たない夫婦など、この先も子どもの内祝いをもらう機会がなさそうな人は、あげるばっかりになっていることが多いです。
なんだか損してる気になったり、もらうばかりの子どもの親たちに対する心象が悪くなり、義兄弟の間の感情がこじれる人もいるとか・・・・。
内祝いは儀礼よりも気持ちが大事
親同志がやり取りしている場合は、止めるのも一考子どものためのお祝いといっても、子どもが小さいうちは、実質親がもらうものになっています。
兄弟同士ならば、互いの子どもにあげあってもお互いさまになるだけなので、甥姪にあげるのは止めようと決めている人たちもいます。
どちらかが「あげる・もらう」一方なら尚のこと気持ちよくないので止めよう、と、提案してもいいかもしれません。
特にあげる方の経済状況が苦しいようであれば、身内ですから正直に言ってもいいのではないでしょうか。
付き合いが深くなければ、あげなくても影響ないことが多い
経済的に余裕がないわけではないけれど、ギブ&テイクのバランスの不公平さに不満を感じてあげたくない人もいますね。
直接子どもを可愛がっているほどの関係でなければ、思い切って止めることもいいでしょう。
案外そのまま何事もなくスルーされるかもしれません。
お祝いなのに嫌な気持ちで贈っては、贈られる子どもだって気の毒ですから。
子どものためと割り切れるならば、あげるほうが気持ちいい
ただ、お返しだけで損得を考えるのではなく、そこの家族と仲良くすることでプラスになっていることがあるならば、お付き合いを気持ちよく続けるための必要経費と思えるようになるかもしれません。
そもそも内祝いとは、上の世代が下の世代へはなむけとして手向けるものです。
自分が子どもの頃に親戚や親の知人などにお祝いをもらった、そのお返しを大人になってしているという考え方ですね。
その意味では、本来はお返しのあるなしを気に掛けるものではないのです。
そういう価値観で考えられるのであれば、あげたほうが気持ちいいでしょう。
あげるかどうかは、結局自分自身が納得できるほうを選択するしかないといえます。
切っても切れない親戚関係、スムーズに気持ちよくお付き合いするためには、もらう方も子どもに直接お礼の手紙を書かせるなど、くれた人の気持ちに応える気遣いをしてほしいところですね。
お祝いごとで、嫌な思いはしたくないなぁ~
そのためにも、自分の意思をちゃんと相手に伝えることが大切やで!