地球温暖化税
というものが2012年10月1日から段階的に施工されているのはご存知でしょうか?
4月から消費税の増加もですが、この地球温暖化対策税も増税するとのこと。
それに伴ってガソリンの価格はだいたい5円ほど高騰する見込みだそうです。
消費税の増税はよく聞きますが地球温暖化対策税はニュースなどでもあまりみかけませんでした。
今回はそんな地球温暖化対策税について調べてみました。
地球温暖化対策税とは?
正確には地球温暖化対策のための税といいます。
これは
- 石油
- 天然ガス
- 石炭
などのすべての化石燃料の使用に対して、その環境負荷に応じて広く公平に負担を求めるようにしたものです。
化石燃料ごとにCO2の排出量を計算してCO2の排出量1トン当たり289円の負担に等しくなるようにしています。
また急激な増税を避ける為に3年半の期間をかけて3段階的に税率を引き上げています。
少しでも負担を減らす為に
ただでさえ消費税増税で負担が増えるこの時期、更に地球温暖化対策税で負担が増えるのはきついですよね。
少しでも負担を減らす為に省エネを心がけましょう。
省エネと言っても難しく考えることはなく日々の生活に少しだけ心がけるだけでも違ってきます。
よく言われるエアコンの冷房の温度を1℃高くしたり、暖房の温度を1℃低くするだけでも
年間で約1,800円の節約
になります。
また車をお持ちの方などは1日の内5分間アイドリングストップを行うだけで
年間約1,900円の節約
になります。
この2つだけでもガソリンの値上げ分はだいぶ賄えると思います。
家の中でも、使わない部屋の電気を消したり、LEDの証明に変えたり使わない家電のコンセントを抜いたりするだけでも違いますよ。
どれくらいの税収があるのか
地球温暖化対策税は、初年度(2012年)の税収は391億円、2018年以降は2,623億円を見込んでいます。
この税収を利用してCO2排出抑制の為の施策を実地することに使用します。
例えば省エネ対策や再生可能エネルギーの普及、化石燃料のクリーン化や効率化などです。
日本では2050年までに
80%の温室効果ガスの排出削減
を目指しています。
この増税もその為のいっかんです。
日本で排出される温室効果ガスのうち約9割は二酸化炭素(CO2)になっています。
つまりこの二酸化炭素を減らせれば2050年までに80%削減という値に近づくことができるといえます。
増税ばかりで負担も増え大変ですが各自ができる省エネ対策をして少しでも負担を減らしていきましょう。
増えた税金が地球温暖化の対策にあてられるんやったら地球のためになってええな!
みんなも環境のことをちゃんと考えやぁ~