9月に入り秋の気配を感じる日も増えてきました。
涼しい風がふくと「夏ももう終わりだな」と心の中でつぶやいたりしますよね。
秋といえば、子供の頃から言われ続けてきた
「スポーツの秋」
「読書の秋」
「芸術の秋」
「食欲の秋」
…などなどアクティブなイメージがありますよね。
夏に乱れてしまった生活、体調を取り戻すのに最適な時期なのではないでしょうか?
なんて感じている方はこの時期がチャンスですよ。
今回は、過ごしやすい秋を上手く利用して自分改革に取り組むためのオススメのプランをご紹介いたします。
そもそも「食欲の秋」「芸術の秋」ってなぜなんでも秋なの?
「スポーツの秋」
「食欲の秋」
など、他の季節にはこういう言葉はありませんよね。
と思ったことはないでしょうか?
他の季節には、「○○の冬」「○○の夏」という言葉はあまり耳にしません。
秋と似ていて過ごしやすい春も「○○の春」とはいいませんよね。
なのに秋だけは「○○の秋」という言葉が私たちの生活に定着しています。
当たり前のように使っていましたがよく考えてみると不思議ですよね。
「○○の秋」には、ひとつひとつ由来があった
「○○の秋」という言い回しにはそれぞれ由来があります。
「食欲の秋」
今は技術も進んで一年中季節に関係なく食べ物がありますが、以前は収穫というと「秋」でした。
「実りの秋」ともいいますものね。
ですので、秋は一年の中で一番食料が豊富にある時期だったのです。
多くの種類の食べ物が収穫期を迎えますので食料も豊富でたくさん食べることができる時期でした。
そんなたくさん食べることのできる季節でしたので「食欲の秋」という言葉が生まれたといわれています。
「スポーツの秋」
食欲の秋と同じくらい人気の言葉です。
誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
この言葉通り、運動会も秋に行われていましたよね。
この言葉にも由来があります。
まずは、なんといっても暑い夏が終わり涼しくなって体を動かしやすい季節になったということ。
暑すぎて運動をする気にもなりませんでしたが、涼しくなると
「ちょっと外にでて歩いてみようかな」
なんていう気分になります。
そして、もうひとつ、「東京オリンピック」がおこなわれたのが秋だったということも関係しています。
東京オリンピックが行われたさいに、10月10日は「体育の日」と制定されました。
このことから秋というとスポーツという印象が定着したと考えられます。
「芸術の秋」
秋は、芸術的な活動をするのがよいという意味合いをもつこの言葉。
絵画の展覧会やコンクール、芸術祭が秋に行われる事が多かったこと、秋は涼しくなってきて集中力が増すと考えられていましたので、文化的な活動をするのにもっとも適した季節だと考えられてきました。
「読書の秋」
9月に入ると夏に比べてだんだんと日暮れが早くなり夜が長くなってきます。
この時間が読書をするのに適しているということで読書の秋といわれるようになりました。
また、唐の詩人韓愈(かんゆ)の詩の一節「燈火(とうか)親しむべし(秋の夜は涼しさが気持ちよく、あかりで読書をするにはもってこいである)」が読書の秋の由来になっているといわれています。
夏に失われた体力のなさを実感するとき
なんだかすぐに疲れてしまう、何かをしようと思ってもいつの間にか疲れて寝てしまっている、体が重くてやる気がでない、ちょっと動いただけで息切れしてしまうという症状に自覚がある人は体力が低下してきている可能性があります。
体力のピークは20歳といわれています。
これ以降は放っておけば衰える一方です。
「あ〜なんだか体力がなくなったな」と感じた時、あなたの体は筋力の衰えとともに心臓も弱ってきているのです。
体力がすべての成功のチャンスを増やします
自分も年をとってくるにつれて、体力、つまりスタミナの重要性をつくづく感じるようになりました。
昔は「体力」のことなんて考えたこともありませんでしたが、最近は会社や社会で勝ち抜いていくのにもっとも大切なものは「体力・スタミナ」なのではないかと考えるほどです。
体力がある人は、何かに取り組むときの勢いが違います。
周りが後半息切れしそうでも、並外れたエネルギーをもってやり遂げることができるのです。
さまざまなことに全力で取り組め、力を注げる、気力を体力が支えている人は吸収力も吸引力も違いますよね。
体力がある分、経験も多くつむことができるのです。
経験はどんなものであれその人の血となり肉となっていくものです。
とても貴重なことですよね。
その数を増やせるということは結果的に大きな成果に繋がります。
仕事で大きな成果を上げようと思う時、周りと差をつけようという時、やはり体力なしでは勝ち抜くことができません。
体力回復のために必要なこと
体力が劣っていると感じるとき、筋力、心臓が衰えてきていると考えられます。
これらの衰えをストップさせ、さらに自然の摂理に反して向上させるためにはやはり一番効果的なのは
「運動」
です。
しかも「継続的な運動」「習慣づけた運動」が体力づくりには欠かせません。
どんなに忙しくても定期的に運動をする習慣をつけてしまうことが大切です。
激しい運動ではなく、ジョギング、水泳、ランニング、ウォーキングなどでオーケー。
しっかりとした時間がとれなくてもスキマ時間に意識して運動やストレッチを取り入れるだけでも、体力がついてくるのを実感できるでしょう。
スキマ時間を活用して運動量を増やす
朝から夜まで仕事でジムなどに通う暇がない、家事や子育てでまとまって運動をする暇がないという方にオススメのスキマ時間を活用したストレッチ法をご紹介。
デスクワーク中の片太ももあげ
ふつうに座っているときに、そのままの状態で片足だけ浮かせます。
そのまま10秒間ほどキープしましょう。
左右交互に行います。
浮かした時に脚を伸ばせるのでしたら床に平行になるように伸ばした状態で10秒間キープするとより効果的です。
立ち仕事の時のつま先とかかとを交互に上げる
背伸びをする要領でかかとをあげ、その後かかとをつけてつま先を天井に向けます。
これを交互に繰り返します。
移動は階段、通勤や買い物の時には意識してきびきびと歩く
特別にウォーキングの時間がとれなくても今の生活の中での「徒歩」を充実させるだけで運動量や筋肉を使う量が違ってきます。
朝起きてすぐの5分間ストレッチ
どうしても時間がとれないという方は、5分だけはやく起きてストレッチをするというのはいかがでしょうか?
朝のうちに運動をして代謝を上げておくというのは、健康にもよいですしリズムのある生活が身に付きます。
体力と食事
運動とともに体力をつけるのに欠かせないないものが、
「食事」
です。運動を頑張って筋肉を鍛えようとしても、栄養がないとどうしようもありません。
タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンという5大栄養素をバランスよくしっかりととることが大切です。
最近は一年中さまざまな食材が出回っていますので、「食べ物の旬」の感覚が鈍くなっていますが食べ物はやはり旬のものが一番おいしく栄養も豊富です。
旬を見逃さずに楽しみながら食事をしたいですね。
秋が旬の食材
ちなみに秋が旬の食材はどんなものがあるかご存知でしょうか?
- さんま
- 鮭
- ししゃも
- しらす
- たちうお
- いわし
- えのき
- かぼちゃ
- ぎんなん
- さつもいも
- さといも
- しめじ
- ちんげんさい
- つるむらさき
- まつたけ
- いちじく
- かき
- かりん
- くり
- なし
- アワビ
- いくら
- こんぶ
- 毛ガニ
- ごま
- ピーナッツ
- あんこ
などなど、「食欲の秋」「秋の味覚」という言葉通り秋に旬を迎える食材はたくさんあります。
食べ物をおいしいといわれるこの季節、みだれた食生活を改善する絶好のチャンスです。
削られがちな睡眠と休息
体力をつけて、何事にもエネルギッシュに取り組み成功を勝ち取るためには、
「睡眠と休息」
も欠かせません。
忙しいとなにかと削られがちな睡眠や休息、体へのダメージは相当なものですし脳へのダメージも大きいため、パフォーマンスが著しく低下してしまいます。
睡眠時間を削って頑張っているつもりでも一時間当たりの仕事効率が下がってしまっていては意味がありませんよね。
なんて思っていても、睡眠不足は自身をコントロールする能力や、注意力、免疫力、ストレスに耐える力、そして集中力を奪ってしまいます。
自分が思っているよりも深刻なことが多いですので、良質な睡眠、休息を意識することもとても大切です。
自分改革にもってこいの秋
何をするにも体力が基本。何かに成功する、周りよりも一歩前にでるためには、体力は欠かせません。
この「体力」は自分の考え方次第で、生活習慣次第で進化も劣化もしてしまいます。スポーツの秋、食欲の秋といわれているこの時期は、自分改革をするのにもってこいの時期です。
運動、食事、睡眠を充実させて、今よりも強い自分をつくりあげていきましょう。
本当のスーパーマンは、自分の管理がうまい人のことをいうのかも?
まさケロンは眠りたいときに眠って、、食べたいときに食べて、、
・・・このままじゃまずい!生活習慣を見直して自己改革しないと!