永遠に答えの出ない質問
食べ方に人生が反映される?
あなたは好きな食べ物を先に食べるタイプですか、それともあとに食べるタイプですか?この質問は答えの出ない、永遠のテーマだと思います。
先に食べるにしろ、あとで食べるにしろ正解というものがないのです。ネットで様々な意見を見てみると、ほぼ半分に分かれて、どちらが多数ということはありませんでした。
「先に食べる派」
「あとで食べる派」
双方に理由があります。
筆者は「あとで食べる派」なのですが、「先に食べる派」の意見を見て、なるほどと納得できました。
それぞれ、今までの人生で得た教訓が反映されているといっても過言ではありません。
それではそれぞれの理由を見てみましょう。
「先に食べる派」
圧倒的に多かったのが、好きな食べものを後で食べようと取っておいたら、兄弟や家族にとられてしまい、それ以来「先に食べる派」に転向したという意見。このため「先に食べる派」には兄弟がいる人が多いという説もあるほどなのです。
次に多いのが、好きなものは先に食べたほうが美味しい、とする意見。「空腹こそ最高の調味料」ではないですが、やはり自分の好きなものはお腹が空いている状態で楽しむのが一番、というわけですね。これは確かにその通りだと思います。
という意見がありました。
どういうことかというと、
- まず最初に一番好きなものを食べる
- 次に二番目に好きなものを食べる
- さらに三番目に好きなものを食べる
これを繰り返していくと順位の差はあるものの、すべて好きなものになるという考え方なのだそうです。
一種の哲学みたいで、とても勉強になります。
「あとで食べる派」
「先に食べる派」の意見を見ると、好きなものは先に食べたほうがメリットが大きいような気がしますが、「あとで食べる派」の意見もなかなか奥が深いと感じます。
まず、一人っ子だったから、自分のペースで食べることに子供のころから慣れている、という理由。「先に食べる派」の「とられる前に食べる」と対照的ですね。
次に多かったのが、「楽しみは後にとっておく」という意見。最後に好きなものを食べれば食事が充実するし、好きなものを最後にいただくことで、心から「ごちそうさま」が言えるようになるとのことです。
あとで食べる場合、好きなものを食べる前に満腹になってしまうのでは?
という疑問がわきますが、これにたいして「満腹状態でも好きなものなら食べられる」という意見がありました。甘党の「甘いものは別腹」と通ずるところがありますね。
筆者の場合
すでに述べましたが筆者は「あとで食べる派」です。
なぜか? 筆者の場合小学生時代の給食がすべての始まりです。担任の先生が「好き嫌い」を絶対に許さない人で、嫌いなものを残そうものなら、食べ終わるまで家に帰してくれなかったのです。
そのため自然と、まず嫌いなものを我慢して食べてしまい、その後ゆっくりと好きなものを食べる、というルールが筆者の中で出来上がっていったのでした。そのような経緯から筆者は「あとで食べる派」なのです。
「兄弟にとられないよう、先に食べる」
「一人っ子だから、あとの楽しみにとっておく」
食べ方ひとつにもそれぞれの人生が反映されているような気がします。
まさケロンは好きなものを先に食べるし、好きなものを最後までとっておく。好きなものの間に嫌いなものをはさんでごまかす!