生活の豆知識

静電気の除去方法にグッズは不要!身近な物ですぐできる静電気対策!

Written by 畑中ことり

冬のあるある!静電気のバチッ!

静電気のせいでブラシで髪をといたら大爆発!マフラーを巻いたらパチッ!と音がして指先で電気が弾けてびっくり!しかも痛い!冬によくある静電気の「困った!」ですよね。そこで静電気の除去方法をご紹介します。

どうして静電気が起こるの?静電気が起こる仕組み

異なる物質を2つこすり合わせると電気が生じます。

つまり、人間が少し動いただけで衣服と肌の異なる物質同士がこすり合い電気が生じるのです。その電気は放電されずに身体に残留します。これが静電気です。

その状態で更に別の物質(マフラーを巻く、ドアノブなど)に触れると、身体に帯びた静電気が身体から飛び出し、あのイヤな「パチッ!」になります。

静電気が起こりやすいのはどんなとき?

冬は静電気がよく起こります。それは「静電気の放電を促す水分が少ないから」です。

静電気が起こりやすい!“静電気体質”ってあるの?

前述しましたが、キーワードは

“水分”

です。肌、あるいは髪が乾燥している人は静電気が起きやすと言えます。

また、ポリエステルのスカートの裏地がナイロンのタイツにべったりとくっついてしまうように、素材によって静電気が起こりやすもの、起こりにくいものがあります。好んで静電気が起きやすい素材を身に着けていると、静電気体質になりやすいのでご注意ください。



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静電気、グッズを使わない除去方法【ボディ編】

せっかく買った静電気除去キーホルダーやストラップ、気がつけばどこかへ行ってしまったり、壊れたり、そんなことはありませんか?

ベルトにスマホケース?身近なモノで静電気除去

もっとも手軽なのは

「革製品」

です。男性でしたら何かに触れる前にベルトに触れると良いですね。女性なら革のバッグでしょうか。

スマートフォンのケースを革製にすると、スマホを取り出す度に放電されて手間いらず。革靴ですと静電気は革を通りぬけ、地面に放電されるのでこちらも効果的です。

しっとり手肌で静電気を除去!

ドアノブなどに触れる前に手を濡らす、洗面所がない場合のために「ウエットティッシュ」を持ち歩く。

もっと手軽な方法はないの?という方は「ハンドクリーム」で手の水分をキープすると、静電気が放電しやすくなります。手もきれいになって一石二鳥ですね。

髪の水分を逃さない!静電気知らずでまとめやすい髪を。

「シャンプーのし過ぎではありませんか?」

冬場は回数を減らしてもいいですね。そのあとでトリートメントをしっかりと!流さないタイプがより効果的です。自然派の方はツバキ油やホホバオイルを試してみて下さい。

トリートメントもオイルも、ポイントはつけ過ぎないこと。手のひら全体と、指と指の間に伸ばします。それを手ぐしで全体にうすくつけ、なじませます。地肌につけず、髪の真ん中くらいからつけて下さい。

静電気、グッズを使わない除去方法【日常編】

お家の中の静電気も、毎日のことにちょっとした物を足すだけで簡単に防げます。

お部屋にも潤いを!室内の乾燥対策もしっかりと!

「加湿器」を置きましょう。

加湿器がない場合は「洗濯物を干したり、バスタオルを濡らしてハンガーにつるしておく」のも効果的です。

ふんわりセーターは静電気知らず!お洗濯にもひと工夫!

お洗濯のとき、「柔軟剤」を加えてください。静電気を逃がす成分が含まれていること、また、繊維同士の摩擦が滑らかになり、静電気除去に一役買ってくれること間違いなしです。

たかが静電気?時には発火の危険も。

時々パチッ!とくるだけだし…で知らんぷりをしてませんか?こちらの動画をご覧ください。

給油を終えた女性がノズルを外そうとして突然給油口の辺りから火が出ています(0:48頃)。これはガソリンが気化したところに静電気がスパークして火花が散り、引火したからです。

ガソリンの給油だけではなく、冬場は石油ストーブなど揮発性が高く、引火しやすい燃料に触れる機会が増えます。しっかりと対策をして安全で快適な冬をお過ごしください。

まさケロンのひとこと

静電気は身近なものだけで対策できちゃうんだね。セルフガソリンスタンド行ったら放電忘れずに!

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筆者情報

畑中ことり

関西在住です。あれ?と思ったことはすぐにスマホで検索する検索番長。ガジェット好き。サブカルチャー好き。アメリカに4年ほど住んでいて帰国したばかり。英語を忘れないためTOEIC600点目指して勉強中です。