街を彩るイルミネーション。今年もクリスマスがやってきた
先日、近所の私鉄の駅を利用した際に、駅前のロータリーにイルミネーションが施されているのに気が付きました。
小さな駅です。
駅前はほとんど栄えていません。
イルミネーションとはいっても非常に規模が小さく、全国的に有名なイルミネーション、例えば六本木ヒルズなどと比べると、簡素なものです。
足を止めて見入る人など誰もいません。
それでもクリスマスの季節が今年もやってきたことを気付かせてくれました。
全国には有名なクリスマスイルミネーションが多数あります。
前述の六本木ヒルズもそうですし、横浜のグランドインターコンチネンタルホテルのイルミネーションも毎年、多くの人びとがその美しさに酔いしれています。
神戸のルミナリエも毎年話題になっていますね。
クリスマスは本来はキリスト教徒の行事ではありますが、いまではすっかり日本の年中行事として定着した感があります。
宣伝目的だった?世界最初のクリスマスイルミネーションの立役者は意外な人物
クリスマスイルミネーションの歴史を調べてみました。
1880年のアメリカにまでさかのぼります。
世界初のクリスマスイルミネーションはあの発明王エジソンが行ったという説があるのです。
エジソンは1880年に白熱球を発明しています。
発明王としてのエジソンはあまりにも有名ですが、彼にはもうひとつの顔があります。
自分の発明品をいかにして人々に知らしめ普及させるか、その才能にも長けていたのです。
現在で言えばマーケティングの天才でもあったわけです。
せっかくの発明品も売れなければ意味が無いとばかりにエジソンは必至でアイデアを練ります。
その結果が白熱球を使ったクリスマスイルミネーション。
彼は自分の研究所の周囲に白熱球を飾り付けました。
当時は明かりといえばろうそくでしたから、それを見た人々の驚きは想像もできないほどです。
こうして世界初のクリスマスイルミネーションが行われたという記録があります。
エジソンの目論見は見事に当たりました。白熱球からLEDに変化はしたものの、彼が行ったクリスマスイルミネーションは現在も恒例行事として続けられているのです。
一度は見たい。世界のクリスマスイルミネーション
もちろんクリスマスイルミネーションは日本だけに限らず世界中で行われています。
- フランス・パリのシャンゼリゼ通り
- アメリカ
- ニューヨークのロックフェラーセンター
- ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケット
挙げれば切りがありません。
クリスマスは西洋がメインの行事ですからヨーロッパなどはイルミネーションが盛んで毎年多くの観光客が訪れているそうです。
いつかは実際に見てみたいものですね。でもクリスマスは気持ちが大事です。一番大切な人と過ごすことはどんな立派なイルミネーションよりも光り輝いていますよね。
やっぱ外国のイルミネーションは規模が違うんやろうなぁ~
せやけど、日本のイルミネーションも数多くのデザインがあって見てて面白いで!