みなさんはご飯沢山食べていますか??
おそらくほとんどの人が
「人並みには食べてます」
という回答だと思います。
みなさんの周りにも1人は大食いの人がいると思いますが、その人の食べる量も頑張れば何となくとどくかなって量だと思います。
しかし、どう頑張っても無理でしょという量を食べる大食いの人がいます。大食い大会等も開かれていて、見てみると恐ろしい量を短時間で胃袋に流し込むわけです。
それでいて体系としては細い人が多いです、それはなぜでしょうか。
大食いの人達の胃の作りに関係しているのかもしれません。
普段の食事から大食いなのでしょうか? 今回はそんなお話です。
大食いが出来る人の胃作り
大食いの人たちは、胃の中にある
『弁(べん)』
という部分が緩くなっていると考えられています。この弁は、血液や食料の移動を調節しているものです。この弁が緩くなっていることにより、食べたものが胃の中に長い時間止まることはなく、すぐに排泄されます。
弁である程度の時間止めることにより、栄養を吸収したり、食べたものを消化していくわけです。しかし大食いの人たちはすぐに排泄されてしまうため、栄養素等がしっかりと吸収されていないことになります。
大食いの人に細い人が多い理由
先ほどの弁の緩い話に加え、大食いの人の胃の動きは活発です。
カロリーを摂取する前にどんどん腸へ送り出すため、太らない体質になっているのです。
ここの働きの差で、太る人と太らない人の差が出てくるのです。
胃袋の広がり方が尋常じゃない
一般の方と比べると大食いの人の胃袋の広がり方は比ではありません。
胃袋の柔軟性が桁違いなので、詰めても詰めてもどんどん広がっていくんです。
肋骨が広がってしまうほど胃が拡張しますので、ありえない量が入るのも納得できます。
また、胃の位置が少し違うようです。内臓の邪魔をしないところに胃があるので、どんどん広がっていっても弊害は出ないそうで、大食い選手と一般の人との差はここにもあります。
腸のビフィズス菌の量が通常の3倍!?
大食いの人は腸のビフィズス菌の量が一般の人の3倍近くあるそうです。
これがどう働くのかというと、血糖値の上がりが少なくなります。大食いをしても大して血糖値が上がらずに健康に支障が出ません。血糖値が上がらなければ満腹中枢も刺激されませんので、大食いの人にはもってこいの体のつくりになっています。
胃袋は広げられるの??
トレーニングにより胃袋の拡張は可能ですが、大食い選手までにはなれません。それは胃の位置が関係してくるからです。しかし一般の人もある程度までは胃袋を広げることが出来ます。胃は筋肉で出来ているので、トレーニングをすれば鍛えられるのは当然です。
フードファイターで有名な小林尊選手は大会前に12Lの水を数十秒で飲み干し胃袋を拡張していました。これは大食いの頂点に立つ人のトレーニングなのでオススメは出来ませんが、胃袋は鍛えられるという証明になります。
普段から大食いなのか
大食いができる人は普段から大食いなのかというと、そうでもないらしいです。
毎回満腹まで食べないそうですので、食生活としてはそこまで大変ではなさそうです。普段の生活で満腹感が得られないのは少し寂しい気がしますが、健康面で考えると腹八分目が良いのかもしれません。
あくまで大食いの人は胃の拡張が人よりできるという特技を持っているだけであり、普段の生活に支障はないということです。
大食いは才能だった
フードファイターになるほどの大食いの人は『才能』でした。
- 胃の位置
- 膨張率
- 胃の働き
- ビフィズス菌の量
まで様々な条件があり大食いを可能にしています。
食べるという全世界の人にとって共通の幸せを、人一倍楽しめるのは少し羨ましいです。またそれで太らない体質だからずるいですね。もしかしたら見えない苦労があるのかもしれませんが、今のところ目立った噂も聞かないです。一度でいいから大食いの人と同じ量が食べられる体を体験してみたいですね。
ご覧いただきありがとうございます。
いやあでもやっぱり限界が高いってのはいいよね〜!まさケロンはわりとすぐにお腹いっぱいになっちゃうからな〜。それはそれで幸せなんだけどね。