5月といえば、憲法記念日やみどりの日、こどもの日と嬉しい祝日続きの
ゴールデンウィーク
というイメージの方も多いと思いますが、実は
世界赤十字デー
という日があります。
それは5月8日です。
ちょうどゴールデンウィークの大型連休が明け、きつい体を振り絞って仕事にでている頃ですよね。
日本ではあまり知られていないこの五月八日、「世界赤十字デー」についてのお話です。
そもそも赤十字社って?
赤十字という言葉を聞いたことがあるという方は多いと思いますが、そもそも「赤十字」社ってどんな機関かご存知でしょうか?
なんとなく
正義の味方
というイメージをもっている方も多いと思います。
- 献血
- 寄付
- ボランティア
など人のための活動をしている機関というイメージですよね。
この赤十字社は、スイス人の実業家アンリ・デュナンによって創立されました。
- 人道
- 公平
- 中立
- 奉仕
- 単一
- 世界性
の7原則を掲げて、世界中に存在する人道的活動団体です。
1863年制定の赤十字規約、1864年に調印された赤十字規約に基づき各国に創設されている国家的救護機関となっています。
赤十字社の活動内容
白地に赤色の十字が書かれたマークって、戦地の映像や、アフリカ支援などのさまざまなシーンで目にすることがありますよね。
この赤十字社は、国を問わず、戦争や大規模な災害、事故の際に敵味方関係なく中立の機関として人道的支援を行っています。
この白地に赤色の十字マークは創始者の出身国、スイスの国旗を反転したものとなっています。
五月八日は世界赤十字デー!
赤十字の創始者
アンリー・デュナン
は1859年のイタリア統一戦争中に
と思い、赤十字社の前身と五人委員会を立ち上げました。
そのデュナンの思いは受け継がれ現在の「赤十字社」となって世界中で活動が続けられています。
150年以上にわたり受け継がれてきたこの赤十字社のマインドと活動は現在も多くの人々の助けになっています。
1901年にはこのアンリー・デュナン、第一回のノーベル平和賞を受賞しました。
その後も赤十字社は何度もノーベル平和賞を受賞していますよ。
この赤十字社の創始者アンリー・デュナンの誕生日が5月8日です。
よって、この5月8日が世界赤十字デーとされました。
この日は、世界中でさまざまなイベントが行われています。
しかし、なかにはその決まりが守られなかったケースもありましたし、逆に悪用されたケースもあります。
5月8日は、せっかくの「世界赤十字デー」です。
赤十字社の活動に目を向けてみる、あるいは参加してみる良い機会ですね。
赤十字社(RED CROSS)の創設者ってスイス出身やってんなぁ~