願いや希望を叶えてくれるということで世界中で親しまれてきた天然石。
大昔、ユダヤ教の僧侶が身につけていたことがきっかけになったともいわれています。
ダイヤモンドやトパーズ、ガーネットなどの宝石類も全て天然石の一部となります。
これらの天然石は最近は「パワーストーン」と呼ばれ、宝石として扱われるのとは別に、お守りとして気軽に身につける人が増えていますよね。
という話は実は、はっきりとした根拠はありません。
でも、古代から多くの人たちがこの言い伝えを信じて天然石を大切にしてきました。
実際、美しい天然石ひとつひとつに込められた意味と歴史を知ると深みを感じますし、自分も身につけていたいという気分になります。
1月の誕生石 ガーネット
実は誕生石は各国によって多少異なります。
そんな中で、ほとんどの国に共通しているのがこの1月の誕生石「ガーネット」。
古代からお守りとして用いられてきたもっとも古い宝石です。
宝石の元祖として1月の誕生石に選ばれました。
また、アメリカでは子供に最初にプレゼントする宝石や大学卒業の時にプレゼントされる宝石は
「真実、誠実、友愛」
などの宝石言葉を持つガーネットが選ばれることが多いそうです。
ガーネットの歴史
ガーネットはもっとも古い宝石のひとつであるというお話をしましたが、人気がでたのはヘレニズム時代だといわれています。
中央アジアに東方遠征をしたアレキサンダー大王は、インド産のガーネットを自国まで持ち帰りました。
また古代エジプトではガーネットを強力な守護神として崇め、ユダヤ教でも真理を得るための助けになる石として多くの人が身につけていたといわれています。
ガーネットの種類
色が「ざくろ」に似ていることから和名は「ざくろ石」と名付けられたガーネット。
この「ガーネット」という名前もラテン語の「ざくろ、種子」という言葉にちなんで名付けられました。
主な産出国はインド、ブラジル、スリランカ、タンザニア、マダガスカルなどです。
美しい赤色が有名ですが、ガーネットはオレンジ、ピンク、無色、黄色、緑、紫、茶色、青、黒とさまざまな色あいを持ちます。
ガーネットのもつ意味
「実りの象徴」「勝利の石」ともいわれるガーネットは、目標に向けて頑張っている人をサポートし成功まで導いてくれる力があるといわれています。
「変わらない愛、一途な愛」という意味もあるために結婚18周年の記念石にもなっています。
- 目標達成にむけて頑張る力を与える
- 情熱や生命力を高める
- 忙しい毎日を乗り越える力を与える
- 絆を深める
- セクシーさ、魅力を引き出す
- 怪我や病気を遠ざける
- 大切な人との永遠の愛を守る
- 未来への希望をもたせる
ガーネットは聖書にも登場するほど古くから愛されてきた石だといえます。
強烈な守護の力があると信じられていたために、病気を治す力まであるとされていた時代もあったようです。
ガーネットは単品で使った方が効果があるといわれています。
指輪やペンダントにして身につけるといいかもしれませんね。
毎日忙しいまさケロンにはぴったりのガーネット!
身につけて乗り越えよう!