育児・子育て

ママ友~小学校や幼稚園での付き合い方のポイント!

Written by なつき

4月は入園、入学、進級と、子ども達にとっては大きな期待と、ちょっぴりの不安が入り混じった複雑な思いで、胸がいっぱいの時期。

でも、もしかするとそれ以上に、あらゆる不安をめいっぱい抱えているのがママやパパだったりして。

特に最初の子の時は何も分からず、心配なことがありすぎて情報集めに必死。

それだけでも神経をすり減らして、もうクタクタになったりしていませんか。



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上手くやっていけるかな?

新しい環境には新しい出会いが

新しい環境では、新しい出会いも待っているもの。

子どもが入園や入学という立場の『ママ達』も、人間関係は気になりますよね。

子ども同士の関係はもちろんですが、親同士の関係も上手くやっていけるかしらと。

誰と一緒かな

仲が良い人や顔見知りの程度の人でも、同じクラスにいてくれれば嬉しくなります。

最初はとりあえず孤立だけは避けたい思いが先行するものです。

一番初めに訪れる難関は、保護者だけで話し合うクラスの保護者役員・委員決め。

これも、何となくお互いを牽制しながらのスタート。

時には嫌な雰囲気になったりするから厄介です。

どうする!?委員決め

どうせ、いつかはやらなきゃならないお役目なら、いっそのこと最初の年度にやってしまうのもいいんじゃないでしょうか。

学校や園の事情を知らない、分からないことだらけだからこそのチャレンジ。

初めてのことなのだから、少々の失敗だって許してもらえますよ。

手を挙げた=やりたくて立候補

ただ委員決めがなかなか進まず、その雰囲気が嫌で手を挙げてしまうのは考えものです。

誰もいないから仕方なく手を挙げたのに…は、自分にしか分からない言い分であって、他の誰にも通用しません。

手を挙げた=「やりたくて立候補した」

ことになるので、それは覚悟しておきましょう。

騙されないように

また、

「大丈夫、何でも手伝ってあげるから」

の一言を信じて委員を引き受けたケース。

殆どの場合、そういうことを言う人に限って、恐ろしく何も手伝ってくれません。

気持ちや事情は日々変化していくものだと頭に入れておきましょう。

まずは見極めること

分け隔てなく皆と仲良くしていこうと思うのは間違いではありませんが、あっちに行ってニコニコ、こっちに来てニコニコと愛想ばかり振りまいていると、ちょっと軽い人間に思われたり、敬遠されることすらあります。

最初は暴走気味にならずに、『周りを良く見極める』ことが大切。

人間関係の把握も

仕切りたがり屋さんやボス的存在、情報通のおしゃべりさんなど、いろいろなタイプがいますよね。

そのへんの人間関係も知っておくといいですよ。

またいつも同じ人とばかり一緒にいるのは、壁を作っているようにも見えます。

かと言って、一緒にいる相手を振り切って他の人の所に行くのはマズいので、その人を上手く促して、一緒に他の人とも話せる状況を作るのがベストですね。

親の試練・子の試練

どうやって話しかける?

今まで一度も話したことのない人、どうやって話しかけたらいいの?

それはとても簡単なこと。

『子どもの話題』をネタにして話しかければいいのです。

「○○君は、サッカーが上手だって聞いてますけど、習っているんですか?」

「ウチの子が、いつも△△ちゃんの話を聞かせてくれるんですよ」

などでOK。

但し、『嘘』はやめましょう。

子どもに聞いたらバレちゃようなネタはNGです。

第一印象で決めない

第一印象は確かに大事ではありますが、これが良かった人より、悪かった人の方が意外といい人だったりするもの。

それだけで判断してしまうと、自分にとってもマイナスです。

そこは第一印象だけで見てしまわずに、どんな人なのか知ろうとする姿勢が大切。

もしかすると、自分の人生にとって大切な存在なのかも知れません。

茶髪でヒョウ柄好き=攻撃的な人

なんて『思い込み』はやめましょう。

我が子に試練も必要

時間が経ってくると、子どもも親も慣れてきて周りを見る余裕も出てきます。

同時に誰が自分にとってどんな存在なのか、人間関係の相関図も見えてきます。

我が子に嫌なことをしたり言ったりする子は憎たらしくも思えますが、そこはグッと我慢。

世の中は自分にとって都合の良い人間ばかりじゃないということを教えるチャンス。

でも限度は超えないように

そしてそんな子に対する我が子の愚痴も、ちゃんと聞いてあげましょう。

意外とそれだけでスッキリしたりするものです。

このチャンスは出来るだけ早く訪れた方がいいのです。

免疫力がメキメキ付いて、強い子に育ってくれます。

ただ過度に我慢させてはいけません。限度を超える前に先生に相談しましょう。

ポイントは距離感の作り方です

ベタベタさんには注意して

気の合う人と仲良くなれると大人も嬉しいものですよね。

でも、急にベタベタしてくる人には要注意。

知り合って日が浅い場合は、自分もその人のことを良く知りません。

これは相手も同じです。

良く知らないくせにベタベタしてくるということは、良く知ったら、離れていく可能性もあるということです。

言動に惑わされないこと

そういう人を見ていると、大抵の場合、同じことをあっちこっちで繰り返しています。

そして、ついこの間までベタベタしていた人の悪口を言い触らしています。

これは、どこにでも必ずいるタイプ。その人の言動に振り回されないことが大切です。

ランチ会へのお誘い

女性の人間関係はどうしてもこういうふうになるものですが、慣れてくると、必ずいくつかのグループが出来上がります。

そして、そのグループでお茶してみたりランチに行ったりという、お決まりのパターンが始まります。

でも、その全てに付き合う必要はありません。

上手に嘘をつく

例え本当は用事がなくても、あるフリをしましょう。

そして、そのスタンスは出来るだけ最初の頃から見せる必要があります。

途中から参加しなくなることの方が、感じが悪く映るからです。

「あの人は、毎回参加する人ではない」というイメージを早々と植え付けてしまうのです。

距離を保つことが自分をラクにする

そうすれば参加でも不参加でも、あまり詮索されずに済みます。

そういうスタンスでいた方が、自分もラクでいられます。

『LINEやメールも、すぐ既読にしたり返信しない方がいい』でしょう。

急用であれば電話してくる筈だから、大丈夫。

一定の距離を置き続けることが、ストレスなく長く付き合えるコツだと思って下さい。

子どもの為に我慢も必要

どうしても気が合わない人、生理的に受け付けられない人、顔を見るのも嫌な人、自分と合わないなと思う人はたくさんいます。

もしかすると、そういう人の方が多いのかも知れません。

しかし、今は我慢しましょう。

我が子がその人のお世話になったり、助けてもらったり、もしかすると、そこの子どもとトラブルを起こしてしまう可能性も否定出来ません。

あらゆるケースを覚悟して

そんなことばかりを言っていたらキリがないかも知れませんが、我が子を守るためには止むを得ない部分もあります。

嫌な人にも頭を下げる状況になることぐらいは覚悟しておかなくてはなりません。

だからといって、嫌いな人を無理して好きになろうとする努力は必要ありませんが、適度なお付き合い、せめて会ったら自ら挨拶をするぐらいのことはしましょう。

一生付き合っていく訳ではないから

「ママ友」から「友達」になるケースも

ママ友は、一生付き合っていかなきゃならない人ではありません。

もちろん子ども同士が卒園・卒業で離れても、付き合いを続けていくパターンもあります。

それはお互いが自分にとって必要な存在だと感じているからです。

「ママ友」から「友達」になったケースですね。

必要な存在だけが残っていく

そうでない限り殆どの場合、自然に付き合いがなくなります。

思い返してみれば、長い人生の中で、ほんの一時的なお付き合いだったと、笑えるぐらいのことなのかも知れません。

たくさんの友達がいることより、本当に自分のことを理解してくれる人が一人いてくれたら、もうそれで十分だと思います。

気が付いてみると、自分の周りに残っている人はそういう存在だけになっていることに納得が出来ます。

噂話に花が咲く

女性が集まると、分野を問わず噂話に花が咲きます。

その話には、知っている人の悪口が出てきてしまうことも多いですよね。

例え同じ思いを抱いていたとしても、決して一緒に悪口を言ってはいけません。

出来れば話題を上手く変えてしまうのがベスト。

話半分が基本

悪口や陰口からはポジティブなことは何も生まれません。

そんなことで盛り上がるような付き合いはやめましょう。

大抵の場合、噂や情報は伝えた人の主観が入ることが多いもの。

全てを鵜呑みにしてしまうのではなく、話半分で聞くようにしましょう。

大切なことは、自分自身の目や耳で直接確かめることが必要です。

大切なのは大人の役目

リラックス、リラックス

新しい環境での人間関係、必要以上に構えたり、過度に気を遣うことはやめましょう。

自分に自分でストレスを与えてしまっていることになります。

親同士の関係と子ども同士の関係は別物

ママ友との付き合いと言っても、とにかく子どもがメイン。

大人同士の付き合いには、子どもも敏感に反応します。

聞いていないようで、親同士の会話をちゃんと聞いていることも。

親の不注意な言動から、子どもが友達のことを色メガネで見てしまうようなことがないように気を付けましょう。

見守られていることが、子どもに伝わるように

子ども達は学校や幼稚園という狭い環境の中で、時には自分が傷付き、また誰かを傷付けたりもする、決して平穏で楽しいだけの毎日を送っている訳ではありません。

ケンカやトラブルを味わいながらも、子ども達が安心して人間関係を築いていける環境を作ってあげるのが、大人の役目であることを忘れないようにしたいものです。

まさケロンのひとこと

自分が相手を警戒してるように、相手も自分のことを警戒してるんだよね。ちょっとずつ踏み込んでいったらいいと思うな!

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筆者情報

なつき

東京都出身。飲食店で勤務をしながら、趣味で執筆。エッセイコンクール等で入賞多数。2010年からライターとして執筆開始。2014年本格的にフリーとして始動。結婚、恋愛、教育、子育て、スポーツ、健康、保険、季節のイベント等の記事を中心に執筆。2013年FP2級取得。