昨日、ある方から、あずきをいただきました。
そういえば、母が、お正月すぎると、あずきを煮ていたなぁ~なんて思い出します。
そうそう、そのあずき。(漢字で書くと小豆)
いま、食べるだけではなくて、カイロ(ホットマスク)として人気なのをご存知でしたか?
アイピローとして、大評判なんですよ。
なんでも、薬剤師さんなどもオススメするくらいです。
桐灰化学さんが、「あずきのちから」(厳密にはあずきのチカラ)という商品を発表してから、大ヒットしているんだそうです。
これ、普通の使い捨てカイロなどと違って、繰り返し使えて、だいたい、200回程度使用可能なんだそうです。
そして、
とっても気持ちが良い
らしい・・・。
パソコンや、iPhoneなんかで、疲れた目を気持ちよく癒してくれるんだそうです。
このあずきのちからの効果や、簡単なので手作りしちゃおう♪みたいなことまで、ちょっと調べてみましたよ。
あずきのちからって?どこがいいの?
あずきのちから(厳密にはあずきのチカラ)とは、簡単に言えば、
小さな布袋に入ったあずき粒
です。
言ってしまえばそれだけなんですが、これ、ふつうのアイピローにはない、ちょっと良い感じの効果があるんですよ。
まず、あずきの入った袋を電子レンジでチン!します。ちなみに、1分半から2分半くらいが目安らしいです。
(30秒づつ、慎重に・・・なんて方もいらっしゃいました)
良い感じに暖まったそれを、目の上に置くわけですが・・・これがね、絶妙なんだそうです。
あずきは、暖めることによって、適度な水分を放出します。
さらに、あずきの粒の1つ1つが目のくぼみにフィットして、適度な重みが、目の周りの凝った筋肉をきもちよ~くほぐしてくれて、まさに、蒸しタオルを当てているような、エステでマッサージされている感じらしいですよ。
使った方は、やみつきになるほどだとか♪
あずきのちからを手作りしちゃおう!!
しかしながら、非常にシンプルな構造のあずきのちから。
自分でつくっちゃえるよね~♪な、方々が、黙っている筈もない!
簡単な作り方をご紹介しましょう。
用意するものは
・綿や麻などの天然素材(布袋の出来上がり寸法が縦10cm横20cmくらいが目安)薄い布なら3枚重ねくらいにしてしまいましょう。
で、ひたすら、縫います!
それだけ。
しかしながら、世の手作り好きな人々は、これだけでは満足いたしません。
あずきと一緒に、ラベンダーなどお好みのハーブを入れたり、あずきのかわりに玄米をお試しになった方もいらっしゃいます。
玄米、けっこういいらしいですよ♪
あずきは、暖めるとどうしても豆の香りがしますが、玄米は、香ばしい良い香りなんだそうです。
何度も繰り返し使っている場合、あずきより、若干、暖かさの持ちもいいとか・・・
あ、お塩を中に入れる・・・
なんていうのも、あるそうですよ。
布は日本手ぬぐいやタオルでも!
めんどくさがりは、100均で袋を買ってきて、そのなかにあずきをつめて、閉じる!!なんて、大胆な作り方も。
いろいろお試しになってくださいね♪
あずきのホットマスクを使用上、注意すること。
電子レンジで温める場合、急激に温めすぎたりしないでくださいね。
発火したり、破裂したりする可能性がありますよ。
それから、一回温めて使用したものは、4時間から半日くらい置いてから使いましょう。
あずきの水分が放出しきっている状態だと、やはり、破裂や発火の危険があります。
アイピローだけじゃなくて・・・あずきって、実はすごいんですよ?
食べると、こんな効果があるんです!
もはや、お薬の域ですよね。
- 抗酸化作用
- コレステロール低下
- 血液サラサラ
- 血圧降下
- 肥満解消
- 便秘解消
- むくみ解消
- 疲労回復
その他にも、前立腺肥大、産後の肥立ち、イライラの改善などの効果もあるんですよ。
昔は、母乳の出を良くしたり、産後の肥立ちを良くするということで出産直後の女性にあずき粥を食べさせていたんです。そうそう、あずきの煮汁は二日酔いに効果があるんです!
ダイエットにも!?
そうなんですよ!
あずきの煮汁が、ダイエットに効果的なんだそうです♪
服用はカンタン!
鍋であずきを煮て、その煮汁を好きなときに飲むだけ。
あずきには中性脂肪やコレステロールを低下させて、むくみを取る働きがあるんです。
煮ることによってその栄養分が煮汁に流れ出ます。
これを飲むことで、ダイエットに効果的な成分を摂取できるというわけですね。
あずきに含まれる栄養分には、余分な脂肪や糖質の吸収を抑えたり、むくみをとる働きが含まれていたり、中性脂肪やコレステロールを低下させる働きも備えています。
体内の糖を代謝させてくれたり、中に含まれるビタミン群は脂肪を燃焼させ、血行促進、新陳代謝を良くしてくれるんです。
この煮汁を長期間飲むことで太りにくい身体になると言われています。
通常の食事をいただきながら、煮汁を飲み続けるだけでよいそうですよ。
煮汁は、最初に沸騰した汁は捨てて、2度目にお水を入れて火にかけて、あずきがやわらかくなるまで煮た、その汁を飲用するのだそうです。
あ、まちがっても、お砂糖なんか、いれちゃだめですよ!
あずきの豆知識
昔々、日本や中国、朝鮮では、あずきはその鮮やかな赤色が呪術的意味を持っており、魔よけやけがれを払う力があると考えられていたんです。
あずきを食べることによって身を守ることができると信じられてきたんですよ。
それが由縁で、あずきはハレの日(おめでたい日)の食べ物として、小正月のあずきがゆや季節の節目の日(節句)赤飯やあずき餡を食べるんですね。
あずきは、原産地はまだはっきり分かっていません。
日本にきたのは大変古くて、弥生時代の遺跡から発見されているんです。
「古事記」や「日本書紀」なんかにもあずきは登場するんですよ。
そうそう、小正月(1月15日)にあずき粥を食べる習慣は平安時代から続いているんです。
祝い事に赤飯を炊く習慣については、江戸時代になってから一般に広まったそうです。
また、意外な使い方があるんですよ。
あずきを粉にしてから煮ると泡が立つことから、
あずきの煮汁は
「シャボン」
と呼ばれて、江戸時代に食器を洗う洗剤として使われていたんです。あずきの成分のサポニンはこの「シャボン」という名前から来ているそうです。
いかがでしたか?
なんだか、意外に万能で、すごい「あずき」の持つ力を知ってしまいましたね!
食べ物って、あなどれんな!なんて、感動しますね。
パソコンを使ってのデスクワークの多い、常に眼精疲労な男性も、こんなグッズは、女の子のものだ!!なんて言わずに、ぜひ、使ってみてはいかがでしょうか。
「あずきのちから」
気持ちよすぎて、手放せなくなるかもしれません♪
小豆にこんないろんな力があったとは知らんかった・・・
でも、食べすぎは太る元になるからかげんしいやぁ~